...通り道に接する椅子を...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自動車の通り道をあけた...
海野十三 「火星探険」
...身をよけて通り道をあけてやります...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...通り道をふさごうとした...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...通り道をふさごうとしたが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...その実践が前に云った通り道徳的実践としての実践でしかなかったから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...通り道をふさいでいた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...クリストフはその通り道に隠れて追われてる獣を見ようと言い出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大名などの通り道だからというのでかたわらへ除けてみるが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あなたが秘密の通り道を伝わってあの家からこっそり出るのは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...この屋根だけがただひとつの通り道...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お蛇体の通り道だということがわかったんだ」「ほほう……...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...渡辺曰く「こゝも通り道が一寸くさいでせうがそいつは我慢して下さい」と言った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...おおぜいの人が通り道をふさいでつかまえようとしているのも見えた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...お手前とてもその通り道に悖(もと)りたる事はせぬと申さるるにあらずや...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...雪がうッすらと通り道にまで吹きこんでいるところもあったので...
吉川英治 「私本太平記」
...『御帰国ならば、どうせ通り道、なぜ京都表の拙宅へ、立ち寄ってくれなんだか』十内が云うと、喜兵衛が、『いや、とうに御留守居は、引き払ったという沙汰じゃったで』『なんの、朝廷の御膝下(おひざもと)に住居(すまい)するものが、そう周章(あわて)ふためいて、夜逃げのように出立がなるものか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あそこは通り道ではないのに」「鎧櫃(よろいびつ)を背負(しょ)ってきた晩も...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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