...非凡な語学通で通っていた...
芥川龍之介 「路上」
...……袂(たもと)が中に、袖口をすんなり、白羽二重の裏が生々(いきいき)と、女の膚(はだ)を包んだようで、被(き)た人がらも思われる、裏が通って、揚羽(あげは)の蝶の紋がちらちらと羽を動かすように見えました...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...地下に使用しなくなった古い下水管が通っていることを察し...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...この前を通って往きましたよ」主翁は五十両の大金を客に盗まれたように思った...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...怪しげな軒燈(がすとう)の出ている料理屋の前などを通って...
田山花袋 「田舎教師」
...尺八の音(ね)の顫(ふる)えが夢のように通って来て...
徳田秋声 「足迹」
...ダージリンからブータンを通って...
久生十蘭 「新西遊記」
...鳥渡(ちょいと)顔を貸して――」土間を通って事務所になっている表の入口へ出る迄...
牧逸馬 「上海された男」
...ここを通って行こう...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...わきから通って、となりの工場へ行ける?○三井品川工場 塩原文作...
宮本百合子 「工場労働者の生活について」
...専六は近隣の杉四郎(すぎしろう)という学究の許(もと)へ通っていたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その辺を通っていることがあるように考え...
柳田国男 「山の人生」
...通って来たアラビアの沙漠である...
横光利一 「欧洲紀行」
...そういう重たい真ん中を何ものかが通っていくのもまた事実だ...
横光利一 「夜の靴」
...白馬に乗って通ってゆくのが見えた...
吉川英治 「三国志」
...案内もなく秀吉の室へ通って行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...宿(しゅく)の中を通っている街道には...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...わたくしは中門前の池の傍を通って...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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