...玄徳ですよ」と、広い家の中へ馳けこむようにはいって行った...
吉川英治 「三国志」
...逃げる玄徳を目がけて追いかけると...
吉川英治 「三国志」
...玄徳にそういわれるまでは...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は、変を聞いて、「大変なことをしてくれた」と、俄に家を出て、徐州城へ馳せつけようとすると、すでに関羽は鮮血淋漓(せんけつりんり)となって車冑の首を鞍にひっくくり、凱歌(がいか)をあげながら引き揚げてきた...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は押しいただいて門を辞した...
吉川英治 「三国志」
...あなたのような方を主と仰ぎ持つならば、この肝脳(かんのう)を地にまみれさせても惜しくはないと――」五関羽にあい、また、ゆくりなくも趙子龍に出会って、玄徳の左右には、兵馬の数こそとぼしいが、はやくも将星の光彩が未来をかがやかしていた...
吉川英治 「三国志」
...退(しりぞ)かんか?」玄徳は...
吉川英治 「三国志」
...新野に玄徳がいて...
吉川英治 「三国志」
...玄徳のほうは、それに反して、逆境また逆境だったが、隠忍よく生きる道を見つけては、ついに孔明の出廬をうながし、孔明という人材を得た...
吉川英治 「三国志」
...玄徳へ訴えに来たのであった...
吉川英治 「三国志」
...今こそご決断の時でしょう」しかし玄徳は...
吉川英治 「三国志」
...「劉表の喪(も)を弔(とむら)うという名目をもって、私が荊州へお使いに立ちましょう」「……そして?」「帰途ひそかに江夏へおもむき、玄徳と対面して、よく利害を説き、彼に援助を与える密約をむすんで来ます」「玄徳を援助したら、曹操は怒って、いよいよ鋭鋒を呉へ向けてくるだろう」「いや、ちがいます...
吉川英治 「三国志」
...けれどなお、玄徳には、迷っているふうがあった...
吉川英治 「三国志」
...この日の難は、一応のがれたかに見えたが、次の日、また次の日と、玄徳の道は、先へ行くほど、塞(ふさ)がれていた...
吉川英治 「三国志」
...玄徳が実状を告げると...
吉川英治 「三国志」
...玄徳はその冷淡に怒った...
吉川英治 「三国志」
...玄徳はそれを見ながら...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は、なお怒気忿々(ふんぷん)と、色を収めなかったが、次第に感情を抑制して、孔明の心も不愍(ふびん)と察しやるかのように、「そう嘆かれては、予の胸もつらい...
吉川英治 「三国志」
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