...通せんぼうをするように...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...通せんぼうをしてしまったのです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...手をつないで通せんぼうをしてもらって...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...通せんぼうをするように...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...通せんぼうをして立ちはだかっている...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...ひとりがすばやくドアをしめて通せんぼうをするように...
江戸川乱歩 「大金塊」
...通せんぼ」南玉は...
直木三十五 「南国太平記」
...通せんぼをするのであつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...通せんぼをして見せた...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...子供の通せんぼのように両手をひろげて立ちふさがった...
久生十蘭 「湖畔」
...大壁が通せんぼをし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...女が腰に両手を当てて、通せんぼして、充血した目で、うさんくさそうに眺めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...しまいには往来を横に一列になって通せんぼうをする...
三浦環 「お蝶夫人」
...「プリンス!」「どこへ行くのさ」野毛橋(のげばし)は、通せんぼをして、彼を通さなかった...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...助けてっ」そのとき階(きざはし)の口に通せんぼしていた高(こう)の近侍たちを刎(は)ねとばして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「あれ、武者修行さん」「足をどうなされた」「癒してあげよ」「さすってあげよ」女たちは、通せんぼして、武蔵の袂をとらえ、笠をつかまえ、腕くびをとり、「そんな恐い顔したらよい男が、だいなしになるがな」といった...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??