...佐佐木茂索(ささきもさく)君は串(くし)に通して...
芥川龍之介 「食物として」
...後家を通してる訣(わけ)ぢやなえよ...
芥川龍之介 「一塊の土」
...宇宙進化に関してこれから得られる結果が全く前と同じになるということは容易に見通しがつくであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一度わたくしが目を通しますから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...ある切り通しの崖(がけ)の上に建てた立派な家のひさしが無残に暴風にこわされてそのままになっているのが目についた...
寺田寅彦 「写生紀行」
...前に読んだ分まで繰り返して眼を通した...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...ありのままの素顔で押し通してるつもりだ...
豊島与志雄 「程よい人」
...古書に精通した島田はそのために身を誤り既にこの世にはいなかったのであった...
永井荷風 「梅雨晴」
...見通したらいいんだとぼくは言って...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...普通一般に漢音(かんおん)で流通していることは情(なさけ)ない...
新渡戸稲造 「自警録」
...四時から舞台けい古、「凸凹」を通し、「大番頭」は道具しらべだけで済ませ、「さらば」は、一と通り簡単に通した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二人はウ※トクロスからの動搖(ゆ)れ通しの長い馬車に...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私を通して自然を見...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼の見た人生を「玄鶴山房」といふ一個の作品を通して再び見るのではない...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...もう絶縁をしてもよかった時代にさえなお自分はこの人以外の女を対象として考えようともせず通して来て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すぐ彼らの表情態度を通して彼らの内部の傾向を発見する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...有るものを通して天上のものへしていたのにちがいないのだ...
横光利一 「夜の靴」
...不意に背から剣を突き通した...
吉川英治 「三国志」
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