...しんなりと軟(やわらか)い...
泉鏡花 「薄紅梅」
...しんなりと肩で嬌態(あま)えて...
泉鏡花 「薄紅梅」
...軌道法則にしたがわずふしんなり...
海野十三 「怪星ガン」
...あまへたやうにしんなりとしなだれかヽつて「まあおかあいそうに」と言(い)つて...
竹久夢二 「桜さく島」
...手足のしんなりとした...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...体をしんなりとさして歩いた...
田中貢太郎 「水魔」
...しんなりした肩や...
田中貢太郎 「花の咲く比」
...薄情じゃありませんか」麗卿が燈籠の下にしんなりと坐っていた...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
......
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...しんなりと立っている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一時をくねる細腰もしんなりとしてなよやか...
二葉亭四迷 「浮雲」
...しんなりとしていて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...しんなりしたうしろ姿を見せて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...しんなりと凭(もた)れかかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...ゆこう」律はしんなりと立った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...しんなりと重くなり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...さらにしんなりと重みがかかり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...しんなりと弥六にもたれかかり...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
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