...途方もなく重いのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...途方もなく大きい穹形(ゆみなり)でゆるく消えてゐた...
犬養健 「朧夜」
...先づ二三ヶ所の途方もなく突き出た青い枝を切つた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...しかしまた途方もなく延びてしまって歩く事の邪魔になるのもある...
寺田寅彦 「路傍の草」
...Tにいた時あいつの心に途方もなく大きな印象を與えたらしいぞ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...つまり途方もなく大きな...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...途方もなく遠方に西風で送られた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...また途方もなく自分を買いかぶるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...途方もなく大きい水槽があって...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...途方もなく大きなカンヴァスの上にはちきれそうな肉体を無数に列べ立てて居る...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...馬鹿々々しく途方もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...このような途方もなく不思議な考察において哲学がまだ与え得る知識の小ささを理解するためには...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ガミガミと途方もなく苛立って続けざまに発砲するのだが...
牧野信一 「ゼーロン」
...彼らの勇気を途方もなく増大させるのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...途方もなく古い話だが...
柳田国男 「海上の道」
...途方もなく広い刑務区域をぐんぐん歩いていき...
吉川英治 「新・水滸伝」
...大いなる種族が奇妙にも恐れをなす途方もなく大きな...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...地下にある途方もなく巨大な石造りの掘建て小屋のことを物語るとても古く...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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