...夙(つと)に逓信省(ていしんしょう)が公衆電話にて行えるところで...
海野十三 「白銅貨の効用」
...白髪逓(たがひ)に相驚く...
太宰治 「津軽」
...澄太君から逓友稿料受取...
種田山頭火 「其中日記」
...このごろは太陽の心を考へてゐる(澄太君が逓友新年号の扉に太陽の使者を書いてゐる)...
種田山頭火 「其中日記」
...駅逓馬車★が七人の剽盗に待伏せされ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その人は駅逓馬車の脇に沿うて泥濘の中を阪路を歩いて登っていたのであるが...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...隠居嫌の翁は其を見向きもせずして寧駅逓に住み...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今こそ駅逓には冬も氷らぬ清水(しみず)が山から引かれてあるが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...逓相官邸における電気委員会が...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...税関戦・対内外思想戦・賃銀戦・対逓減利潤戦・対恐慌戦・等々が伏在するのだが...
戸坂潤 「社会時評」
...緑水至今迢逓去...
夏目漱石 「思い出す事など」
...元逓信省官吏...
久生十蘭 「金狼」
...飛脚も駅逓もひらけていない土地に来てしまった彼らには...
本庄陸男 「石狩川」
...身をもって逓送(ていそう)の任に当る...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...花束をもって国会を訪問した全逓の婦人たちの話が放送された...
宮本百合子 「新しい潮」
...三十五年に万国郵便聯盟二十五年の記念絵葉書が逓信省発行となって...
山本笑月 「明治世相百話」
...明日(あす)はいくらと駅逓(えきてい)局(その頃はもう郵便局と云っておりましたが...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...逓信省通信学校に入る...
吉川英治 「年譜」
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