...透垣(すいがい)の外を瞥見(べっけん)する心地する...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...「好いおしめりでございました」と云う挨拶を透垣越(すいがきご)しに取りかわす...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...透垣(すきがき)をすい垣(がき)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...大部分は朽ちてしまったあとの少し残った透垣(すいがき)のからだが隠せるほどの蔭(かげ)へ源氏が寄って行くと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...立蔀(たてじとみ)とか透垣(すきがき)とかが無数に倒れていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その座敷とこちらの庭の間に透垣(すいがき)がしてあることを言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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