...逆戻りをするのです...
伊藤野枝 「従妹に」
...ひどい疝痛に幾度も悩まされてそのためまた元へ完全に逆戻りをした...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...冬が逆戻りしたやうに...
種田山頭火 「其中日記」
...私がふと親切な行爲が原因で病氣が逆戻りする事に氣がつきまして主人に其事を話しますと...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...元の古巣へ逆戻りした以上...
徳田秋声 「縮図」
...伯の施設に逆戻するが如きあらば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ことにマドロス氏はややもすればウスノロ氏に逆戻りをするような憂いはないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...鳩が逃げて白骨へ時ならぬ逆戻りをしたということと...
中里介山 「大菩薩峠」
...また江戸へ逆戻りかな...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれどもここから上へはもう逆戻りをしないそうだ...
夏目漱石 「明暗」
...しかしながら冬の夜のヒューヒュー風が吹く時にストーヴから煙りが逆戻りをして室の中が真黒に一面に燻(いぶ)るときや...
夏目漱石 「倫敦消息」
...円転滑脱(えんてんかつだつ)の世界に逆戻りをしようと云う間際(まぎわ)である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...今日の急務はあまり専門に傾き過ぎる傾向をいくらか逆戻しをして...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...また幾分か逆戻(ぎゃくもど)りして...
新渡戸稲造 「自警録」
...他合もないことで斯んなにも空々しく逆戻りしてしまふのかしら? と寧ろ不思議さうに首を傾けずには居られなかつた...
牧野信一 「痴日」
...トドの詰りが又もや最初の「物を考えるところ」に逆戻りして来るという奇々妙々...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これは大連から逆戻りして来る分量よりも...
夢野久作 「爆弾太平記」
...マヂオル湖に沿うて汽車の駛(はし)る儘(まゝ)に風物は秋に逆戻りして...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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