...昔の人の住む国に逆もどりし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...さようなら」また、逆もどり...
太宰治 「斜陽」
...そういえば最後のシーンで百万長者からもとのルンペンに逆もどりしたルイのメーキアップはかなりチャプリンに似たところがある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...「寒そうに薬の下をふき立てて」「土たく家のくさききるもの」「よりもそわれぬ中は生かべ」「すり鉢(ばち)にうえて色つく唐がらし」少し逆もどりして別の巻「溝(どぶ)汲(く)むかざの隣いぶせき」の五句のごときも...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...彼は最近評論家から段々と再びプロフェッサーに逆もどりしようとしているように見えるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そこで逆もどりさ...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...すっぱい水といっしょにぐうっとのどもとへ逆もどりをしやあがった...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...もとの官吏に逆もどりするのは...
林芙美子 「浮雲」
...官吏に逆もどりするのならば...
林芙美子 「浮雲」
...又前のようにカフエーに逆もどりでもしようかしらともおもい...
林芙美子 「新版 放浪記」
...汽車は逆もどりしながら...
林芙美子 「新版 放浪記」
...もいちど四国の古里へ逆もどりしようか...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...今さらあのカフェーに逆もどりも出来ないし...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...又前のようにカフェーに逆もどりしようか...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...再び旅の古里である尾道へ逆もどりしている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...万事をまた逆もどりに動き出すようにしむけてくれるんだろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...少し行ったところで俥が逆もどりした...
宮本百合子 「カメラの焦点」
...遂に色気と喰い気に逆もどりをしました...
夢野久作 「鼻の表現」
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