...彼は真逆さまに地面にころがりおち...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...四角になっている椅子を逆さまにして...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...かう云ふ活字は皆以前は逆さに字が刻んであつたものだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ふくろは逆さになり...
海野十三 「怪塔王」
...メリーは真逆さまに穴の中へ転がり落ちた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...腰掛けの一つは逆さまに倒れ...
林不忘 「安重根」
...「しめた」草履を逆さにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...神との關係は倒逆され...
波多野精一 「時と永遠」
...子供が道傍の肥溜の中に逆さに落っこちて...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...逆さまにしておけば...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...逆さにあたしをおどかしたりするんだから……」「それで...
久生十蘭 「金狼」
...「――どうでしょう――まだ駄目ですか」もっている風呂敷包みを椅子の逆さにのっているテーブルの端に置いた...
「鏡餅」
...下のほうを逆さに振ると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...昇りながら両足で逆さにぶら下り...
山本笑月 「明治世相百話」
...鞍の上から真っ逆さまに落ちていた...
吉川英治 「三国志」
...あっと、両手で顔をおおったとき、また一本の矢が、蔡薫の首すじに突っ立ち、姿は真逆さまに、舳を噛む狂瀾の中に呑まれていた...
吉川英治 「三国志」
...まッ逆さまに転がッて来た忍ノ権三は...
吉川英治 「私本太平記」
...李俊も張順も、大臣閣下をおびやかすではない」宋江が、せつなに、こっちの舳(みよし)で叱ると、その二人はまた、身を逆さまに、どぶんッ……と沈んで行ったものである...
吉川英治 「新・水滸伝」
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