...このフラスコを水銀の中で逆さにし...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...逆さに字が彫つてあつた...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...他の三人は真逆さまに落ちて...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...メリーは真逆さまに穴の中へ転がり落ちた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そして箱を追うて庭の中へ眞逆さまにころがり込んだ...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...刈った稲束は一たん田の畔(あぜ)に逆さに並べられて幾日か置かれる...
高村光太郎 「山の秋」
...其の上に杉の杖を逆さに立てて置いて...
田中貢太郎 「長者」
...もう真っ逆さまに飛びこんでしまわなければ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...左の薄紅(うすべに)色の乳房に足の長い女郎蜘蛛(じょろうぐも)が一匹上から逆さに止まって居る...
富田常雄 「刺青」
...「どうも暫く御無沙汰をしました」「いやはや」道庵は額を逆さに撫でて米友の面(かお)を見ながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...放さうとしても逆さに生えた刺なのですぐには放れぬ...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...このパピルスに書かれている唯一の手術は逆さまつげのさいの脱毛である...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...ラムネを逆さにして立てて居る...
萩原朔太郎 「ラムネ・他四編」
...それは逆さまだ、こっちの面(ほう)へ糊(のり)をつけた方がよいのと...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...すぐ窓から真っ逆さまに投げだした...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...徳利の口をつかんで顔の上へ逆さに持って行った...
吉川英治 「大岡越前」
...勘平は全身を逆さに持って行った儘...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...坊主に説教は逆さまだが...
吉川英治 「親鸞」
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