...しかし真逆(まさか)……」「そうだ...
海野十三 「人造人間事件」
...汽車が突進して居る爲に其の周圍に逆行氣流が起る...
寺田寅彦 「伊香保」
...逆に我々は自己矛盾的に世界と一つになるということができる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...今度はそれを逆用して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「用心棒が拳固(げんこ)一つということはあるまい、遠慮せずに出すがいい」「ヘエ――」弁次郎は観念したらしく、腹巻を捜(さぐ)って匕首(あいくち)を一口(ひとふり)取出し、柄を逆にして、平次の掌(て)の上に載せます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...逆境から脱したりした人が尠なくない...
萩原朔太郎 「名前の話」
...その逆に汽船ルシタニア号はそれが人間や貨物を積んで太洋を横断してゐる限りに於ては...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...その反動に少しも逆らふことなしに...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...陸へ向つて打ち寄せる怒濤に逆つて帆を挙げてゐた...
牧野信一 「ゾイラス」
...あの逆に曲がっている無数の鉤刺は強く固く...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...あいつの宿に逆寄せをして...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そういう自然及び理性の掟に逆らってまで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...逆戻りしている事さえあるという...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...何奴ッ?」前差(まえざし)の小柄(こづか)をキッと逆手に...
吉川英治 「江戸三国志」
...自分には舅(しゅうと)にあたる道三山城守を弑(しい)したる逆子を誅(ちゅう)す――という人道の旗がある...
吉川英治 「新書太閤記」
...真実一大事にございまする」と、はや崖道を駈けて来て、橋のそばに平伏し、「ただ今、御表へ、信濃高遠(しなのたかとお)の仁科(にしな)五郎様からの早打があり、木曾義昌殿(きそよしまさどの)、逆心の旨を、告げ参られました」と、一息にいった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――逆境をのり越えて逆境を見返し得たときの快...
吉川英治 「新書太閤記」
...逆に利用して「私のような醜いものを誰がかまってくれよう」と...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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