例文・使い方一覧でみる「逃げ込む」の意味

...ひもじさに襲われたあとで逃げ込む避難先の岩とは... ひもじさに襲われたあとで逃げ込む避難先の岩とはの読み方
ジェイムズ・アレン　James Allen 大久保ゆう訳「朝に想い、夜に省みる」

...何処かの空地に逃げ込むより外はない... 何処かの空地に逃げ込むより外はないの読み方
レオニイド・アンドレイエフ　Leonid Andrejew 森鴎外訳「犬」

...汝のうちに逃げ込む者は世紀の外に生きる... 汝のうちに逃げ込む者は世紀の外に生きるの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...きっとその中に逃げ込むに違いない... きっとその中に逃げ込むに違いないの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...家の人々が逃げ込むと... 家の人々が逃げ込むとの読み方
直木三十五「南国太平記」

...この酒場へ逃げ込むと大急ぎで熱燗（あつかん）を注文して飲みました... この酒場へ逃げ込むと大急ぎで熱燗を注文して飲みましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...倉皇（そうこう）針箱と袖なしを抱（かか）えて茶の間へ逃げ込む... 倉皇針箱と袖なしを抱えて茶の間へ逃げ込むの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...お靜はあわてて自分の城廓――お勝手に逃げ込むのです... お靜はあわてて自分の城廓――お勝手に逃げ込むのですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...向柳原の八五郎のところへ逃げ込む氣だつたに違ひあるまい... 向柳原の八五郎のところへ逃げ込む氣だつたに違ひあるまいの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...美保子の傷を養って居る部屋に逃げ込むのが精一杯でした... 美保子の傷を養って居る部屋に逃げ込むのが精一杯でしたの読み方
野村胡堂「笑う悪魔」

...（店へ逃げ込む）茂兵衛　（喘んでいる息を安めている... 茂兵衛　（喘んでいる息を安めているの読み方
長谷川伸「一本刀土俵入　二幕五場」

...太郎吉を抱いて逃げ込む）三人　　それッ... 太郎吉を抱いて逃げ込む）三人　　それッの読み方
長谷川伸「沓掛時次郎　三幕十場」

...私は此処こそ暗い横丁だらうと思つて逃げ込むと... 私は此処こそ暗い横丁だらうと思つて逃げ込むとの読み方
牧野信一「鱗雲」

...パウサニアスに月女神浪人都を立てんとする者に教え兎が逃げ込む林中に創立せしめた譚（はなし）を載す...
南方熊楠「十二支考」

...叢林（そうりん）の中へ逃げ込むのに... 叢林の中へ逃げ込むのにの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...朝鮮に逃げ込むと捕まらなくなるのはそのためだ... 朝鮮に逃げ込むと捕まらなくなるのはそのためだの読み方
夢野久作「爆弾太平記」

...蜀陣へ逃げ込むとは... 蜀陣へ逃げ込むとはの読み方
吉川英治「三国志」

...白河には家をこぼちて堀に入れ財を積んでは持ち運ぶ……庶民は「すわ」とまたもや山野へ逃げ込む騒ぎだったのだ...
吉川英治「私本太平記」

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