例文・使い方一覧でみる「追って」の意味
スポンサーリンク...おくれてはならぬと帆村のあとを追って... 
海野十三 「怪塔王」
...かわいそうにおれのあとを追ってきた松ヶ谷団長と船員がひとり...
海野十三 「爆薬の花籠」
...」と叫びながら、あとを追って、横町へかけつけましたが、そこにはもう、だれもいませんでした...
江戸川乱歩 「鉄人Ｑ」
...その浴衣を着た二人の男を追って行く...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...親子はそれを追っていました...
太宰治 「人間失格」
...棺の後（あと）を追って足早に刻（きざ）む下駄の音のみが雨に響く...
夏目漱石 「琴のそら音」
...犬が寄って来ましたら追ってくださいまし」「仮りにも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...警部はさもありなんと目で追って...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ストレイチーは個人の心理のニュアンスを追ってものを分析するから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ジロリと土手下を横目で睨んで置いてスタスタ二人の後を追って姿を消す）仙太と段六は礼を言うのも忘れてしまって茫然としてその後姿を見送っている――ウロウロしていた女房はもうズット先程から仕置場矢来の方へでも降りて行ったのか姿を見せない...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...追ってお許（ゆるし）を願うことも出来ようといった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それを追って来る者どもの上に投げかけ投げかけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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山之口貘 「鮪に鰯」
...小仏（こぼとけ）の甘酒茶屋から暗夜の険路を追って行ったその夜の迅さにも劣りません...
吉川英治 「江戸三国志」
...追っての沙汰をいたすであろうぞ...
吉川英治 「三国志」
...――卑怯卑怯と罵（ののし）りながら追っていた蜀将の呉懿（ごい）は...
吉川英治 「三国志」
...もう追っても来ないものを恐れて...
吉川英治 「新書太閤記」
...雲をつかむような相手を追って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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