...此中有(ちゆうう)に迷ふ生活から逃れて寧ろ彼の癩病やみになりたいと思ひながら僕は重い心を抱いて山を下つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...お目かけの口であつたり――若いものはまだ迷ふばかりです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...うねりも貴(あて)におほどかに起きてまた伏す行末は沙(すな)たち迷ふ雲のはて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...歸りは易かるべしと思ひの外、導者なくして、方角を失し、密竹の中に迷ふ...
大町桂月 「十和田湖」
...考へ迷ふやうにかう言つた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...茫々として立木(たちき)に迷ふ鳥の聲のみ悲し...
高山樗牛 「瀧口入道」
...吹き迷ふ風に、とかく移り行くほどに、扇をひろげたるが如く末広になりぬ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...烟に迷ふアカイアの軍勢...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「暗」と「眠」夕暮迷ふ蝙蝠の羽音にそよぐ川柳其みだれ髮わがねつゝ「暗」と「眠」とつれだちて梢しづかに下だりけり...
土井晩翠 「天地有情」
...立迷ふ夕靄に水辺の町はわけても日の暮れやすく...
永井荷風 「雪の日」
...何を迷ふことがあるのだ」「へエ――...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...結局中途半で路頭に迷ふのは僕達なのだね...
原民喜 「白い呼吸」
...何処へ行かうと頻りに迷ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...掴みどころに迷ふであらう特に際立つた峰も見あたらぬ眠むたげな色合でぐるりと村を取り巻いてゐた...
牧野信一 「月あかり」
...材料に迷ふばかりで...
正宗白鳥 「素材」
......
三好達治 「山果集」
...迷ふ人と、その周圍とは、とても、短い文字にいへるやうな、そんな簡單なものではない...
吉川英治 「折々の記」
...幸に迷ふことなく白根温泉のとりつきの一軒家になつてゐる宿屋まで辿り着くことが出來た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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