...ここにその原則を述ぶれば次のごとくである...
石原莞爾 「新日本の進路」
...後に述ぶるが如く...
高木敏雄 「比較神話学」
...述ぶる所あらんと欲するのみ...
高木敏雄 「比較神話学」
...大概(たいがい)を述ぶれば其全体(ぜんたい)は大なる算盤玉(そろばんだま)の如くにして横(よこ)に卷煙草(まきたばこ)のパイプを短(みぢか)くせし如き形の注(つ)ぎ出し口付きたり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...齎らし來る使命述ぶ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...クロニオーン 95何等不祥の行を宣んし述ぶるや...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...使たる者適當の言を述ぶるはげにいみじ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...9 アキリュウスの母神テチス――ここに述ぶる處は XVII 410 と矛盾す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一 ここに人物を主とせざる小説にしてその価値前条述ぶる所のものに劣らざるものあり...
永井荷風 「小説作法」
...ひととおり何人(なんぴと)も首肯(しゅこう)するような理由を述ぶるであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...(三)吾妻鏡の性質及其史料としての價値に關する私案吾妻鏡は純粹の日記にもあらず亦幕府の記録にもあらざること前文述ぶるが如くなりとする時は...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...目上の人に逢えば一言半句の理屈を述ぶること能わず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...思う所を述ぶるに在るのみ...
福沢諭吉 「新女大学」
...孰れ閲読の後は改めて母の感想を申し述ぶべく到来を待ち居り候...
牧野信一 「鏡地獄」
...言葉調などいふ事は思を述ぶる材料に過ぎざるやうに成りゆきて...
正岡子規 「人々に答ふ」
...惟うに右述ぶごとくほとんど横に平らに飛び下るから支那で平猴と名づけたので...
南方熊楠 「十二支考」
...ヌシの事は末段に述ぶる...
南方熊楠 「人柱の話」
...之を述ぶること詳かなり...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??