...彼女のプロポーズに返辞が必要だ...
...彼からの仕事の依頼に素早く返辞をする...
...彼は悔しい返辞を言って、会議室を出ていった...
...返辞を受ける前に、もう少し考えたいと思います...
...彼女に対する返辞を聞くため、緊張しながら電話した...
...今はこちらの問ふ事に対してはき/\と返辞をした...
高浜虚子 「椿子物語」
...大きな声で返辞をしなさい...
太宰治 「鉄面皮」
...呼ぶと返辞だけする...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...」返辞をする間もなく...
豊島与志雄 「黒点」
...起きて居るならば何とか驚いて声を立てる筈であるのに一向返辞もない...
長塚節 「隣室の客」
...返辞をしないことは...
牧野信一 「香水の虹」
...大島町の河岸(かし)で待ってる」彼はそう云って返辞を待たずに去った...
山本周五郎 「追いついた夢」
...「……ごめんあそばせ」そう云って返辞を待とうとしたとき...
山本周五郎 「菊屋敷」
...「おまえ耳がどうかしたのか」「どうもしませんよ」「じゃあおれの云ったことは聞えたんだろう」「聞えましたね」「聞えたのに返辞をしないのか」「必要がないでしょう」と平五が答えた...
山本周五郎 「末っ子」
...二三日うちに返辞をすると云ってたからね」「とにかく平河町へいってみます」平五は叔父の家をとびだした...
山本周五郎 「末っ子」
...話しかけても決して返辞はしなかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...家の中の返辞は、若い女の声であった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...すぐに返辞が聞え...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「ウム……小銭のはいっている紙入れが一つ」返辞はしません...
吉川英治 「江戸三国志」
...小右京の否やの返辞はなんとしたか」「はっ」「もし...
吉川英治 「私本太平記」
...宮のお返辞をいただきたいとのことにござりまする」「時も時に?」と...
吉川英治 「私本太平記」
...階下(した)でさんざん、今晩は今晩は、といってみたが、返辞がねえから、灯(あか)りを見て、神妙に訊きに来たばかりじゃねえか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...母屋のほうではのべつ華(はな)やかな女たちの笑い声や返辞が聞えたりする...
吉川英治 「源頼朝」
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