...返事に困る母の皺だらけな顏を小氣味よく眺めながらも...
石川啄木 「不穩」
...重吉は返事に困るようなことばかり言出すのだろう...
永井荷風 「ひかげの花」
...」と抱主の方でも返事に困ると云ったような...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...もはや返事に困るが...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...三歳かと言っても返事に困るが...
松濤明 「山想う心」
...それは返事に困るだろう...
森本薫 「華々しき一族」
...どうにも御返事に困るのも多い...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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