例文・使い方一覧でみる「近松」の意味
スポンサーリンク...「安土草紙」は、近松門左衛門が書いた浄瑠璃の一つです... 
...近松はあの俊寛を作る為に...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...ある時近松門左衛門の許（とこ）に...
薄田泣菫 「茶話」
...しかも近松を以て日本唯一の文豪なりと『早稲田文学』より教えられていたのが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...近松は凡（まる）で正反対だ...
田山録弥 「西鶴小論」
...近松などから比べるとそれがぐつと多い...
田山録弥 「西鶴小論」
...近松、西鶴など皆な私はそこで読んだ...
田山録弥 「小説新論」
...ちょうど近松の中の...
近松秋江 「狂乱」
...自分がこれまでに読んだ馬琴（ばきん）や近松や三馬（さんば）などとは著しく違った特色をもった作者であることが感ぜられた...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...もし、彼の見えないところの眼底に、この時、一点の涙があるならば、それは春秋の筆法で慶応三年秋八月、近松門左衛門、机竜之助を泣かしむ……というようなことになるのだが、泣いているのだか、あざけっているのだか、わかったものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...近松秋江氏の『蘭燈情話』など求めました...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...近松の浄瑠璃に夫が不在中...
南方熊楠 「十二支考」
...近松になると、もう明瞭に女の女らしさ、男の心に対置されたものとしての女心の独特な波調が、その芸術のなかにとらえられて来ている...
宮本百合子 「新しい船出」
...近松の芸術と西鶴の芸術との間で芭蕉が己の道をどうつけて行ったか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...近松も沒理想なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...近松（ちかまつ）の書きました女性の中でお種（たね）にお才（さい）...
与謝野晶子 「産屋物語」
...しかし、吉田、近松の二人が、やむなく、江戸へ発足してしまった後も、三平からは、なんの便りがない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...味方の負傷は、横川勘平、原惣右衛門、近松勘六、神崎与五郎の四人に過ぎなかったが、数えた敵の死骸は十六箇であった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...学者として中江藤樹、熊沢蕃山、伊藤仁斎、文芸家として西鶴、芭蕉、近松、画家として光琳、師宣、舞台芸術家として竹本義太夫、初代団十郎、数学者として関孝和などの名を挙げただけでも、その壮観は察することが出来る...
和辻哲郎 「鎖国」
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