...迂曲な言い回しで相手をかわす...
...彼の迂曲な解釈は理解しにくい...
...言葉が迂曲で、正確な意味が伝わらない...
...迂曲な道を通って公園にたどり着いた...
...彼女は迂曲な考え方をする人だ...
...溝は七まがり八まがりと迂曲して居る...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...……迂曲したる小徑を歩み行く中玉の井四部の裏に出でたり...
心猿 「荷風翁の發句」
...船が迂曲(うね)りを打つてはひた/\と走つてゆく川水の上に眞つ直ぐに眼を落した...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...迂曲(うきょく)した径路を取りながらも...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...狭い往来は急に迂曲(うきょく)した坂になり...
永井荷風 「監獄署の裏」
...然(しか)し間(ま)もなくこの陰鬱(いんうつ)な往来(わうらい)は迂曲(うね)りながらに少(すこ)しく爪先上(つまさきあが)りになつて行(ゆ)くかと思ふと...
永井荷風 「すみだ川」
...堤を下りて迂曲する狭い道を取った...
永井荷風 「寺じまの記」
...横町は真直(まっすぐ)なようでも不規則に迂曲(うね)っていて...
永井荷風 「夏の町」
...私は四谷見附(よつやみつけ)を出てから迂曲(うきょく)した外濠の堤(つつみ)の...
永井荷風 「日和下駄」
...坂は急にして曲折迂曲し...
長塚節 「草津行」
...迂曲(まわりくど)い方法は流行(はや)らぬ...
羽志主水 「監獄部屋」
...丘の眞中の方へずつと迂曲してゐたから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...その迂曲(うきょく)する川に沿った林野における...
山本周五郎 「おれの女房」
...また庭を迂曲(うきょく)して小さな流れが作ってあったが――それは澄み徹った余るほどの水量で...
山本周五郎 「菊千代抄」
...迂曲(うきょく)した坂道を...
山本周五郎 「竹柏記」
...一は右の弁天谷のほうへ迂曲(うきょく)してゆく...
山本周五郎 「風流太平記」
...静かに迂曲(うきょく)する天衣と...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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