...又死後に於(おい)て魂の辿るべき宿命の問題である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...ここでアレキサンドリア大図書館の歴史を辿るのは有益である...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...のんびりと辿るにうれしい山路だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...そして文学は論文や統計や記録に近づいてゆき文学としての解体の途を辿る...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...その視線を辿ると...
豊島与志雄 「椎の木」
...いつも同じコースを辿るのは...
豊島与志雄 「自由人」
...右方への運命を辿る者は...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...其事實の變化を來した根本の思想の變化を辿るべく...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...私が後日こういう方面に趣味を辿ることが出来たのは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...驚くべき健脚を奮つて彼等が山坂を辿る時は丁度沖の波がしらが搖る如くに打ち揃うた幾十の白い爪折笠が高低しつゝずん/\と進んで行くのであらう...
長塚節 「彌彦山」
...そこで他宗に於けるが如く分明に傳統を辿るのは甚困難であるからである...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...歩兵科から憲兵科へ転属して出世の早道を辿るつもりだったのが逆になって原隊返還になり...
久生十蘭 「ノア」
...長い記憶を辿るまでのことは無い...
平出修 「瘢痕」
...漸く汽笛の音が聞える山北駅へ辿るより他はあるまい...
牧野信一 「剥製」
...リッジをバットレス下へと辿る...
松濤明 「八ガ岳大門沢」
...生活資料に比しての人口増加力の優越という簡単な原因に辿ることを得るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...簡単にいきさつを辿ると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どんな屈辱の道を辿るかを書いたというのは面白い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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