...辻駕籠(つじかご)ほどにも行渡(ゆきわた)るまい...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...それに呼ばれて朦朧(もうろう)の辻駕籠(つじかご)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...景気よい声で辻駕籠を呼びます...
中里介山 「大菩薩峠」
...吉原へ通う客を拾う辻駕籠(つじかご)の若い者...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...駕籠はガタガタの辻駕籠じゃない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すぐ二丁目の辻にあんぽつの辻駕籠があるのにそれもさけ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ふたりで辻駕籠でもやってみたら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...辻駕籠をはじめてからもう半年近くになるが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そのうちに中大工町(なかだいくちょう)のかどで客待ちしていた辻駕籠を二挺よぶと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...辻駕籠が、月なき星空の下を、北へ飛ぶ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そこで辻駕籠(つじかご)をひろって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...徳次郎は一石橋まで歩いて辻駕籠(つじかご)をひろい...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...そのまま辻駕籠(つじかご)をひろって本郷へとばした...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...道の角で辻駕籠(つじかご)をひろい...
山本周五郎 「さぶ」
...辻駕籠(つじかご)をひろい...
山本周五郎 「末っ子」
...うしろから辻駕籠(つじかご)が来て声をかけた...
山本周五郎 「花も刀も」
...片町の角のところで辻駕籠(つじかご)に乗った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「芝だ」辻駕籠へ乗ると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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