...月斜めならんと欲す胡人月に向うて胡笳を吹く胡歌の怨(うら)みまさに君を送らんとす泰山遥かに望む隴山(ろうざん)の雲辺城夜々愁夢多し月に向うて胡笳誰か喜び聞かん「なるほど――」それを聞いた駒井は...
中里介山 「大菩薩峠」
...右顧左眄して辺城僻村の攻略をする代わりに...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...丹波国(たんばのくに)なる小野木縫殿介(おのぎぬいのすけ)とともに丹後国(たんごのくに)田辺城(たなべのしろ)を攻められ候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...当時田辺城には松向寺(しょうこうじ)殿三斎忠興公(さんさいただおきこう)御立籠(おんたてこも)り遊ばされおり候(そろ)ところ...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...田辺城の妙庵丸櫓(みょうあんまるやぐら)へ矢文(やぶみ)を射掛け候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...それより東に奉天城があり、城は辺城と内城とに分れて、辺城は高さ七尺、周回一万六千米突の土壁を以て内城を囲み、内城と辺城との間にある四方の広大な支那市街は東西南北の各大街に沢山の胡同(横町)が属してゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その辺城に大小の辺門が設けられ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...商埠地を過ぎて大西辺門から辺城に入ると...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...辺城の中の市街は賑つてゐるが一人の日本人にも逢はない...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...即ち辺城と内城と皇居との城壁が三桝の形になつてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...辺城が昔の「外郭」のことであらう...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...席上劉君詩先成、乃和以酬、五首万里辺城外...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...丹後の田辺城にいて...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索