例文・使い方一覧でみる「辺土」の意味


スポンサーリンク

...一旦の御歎きから御生涯を辺土に御送りなさいますのは...   一旦の御歎きから御生涯を辺土に御送りなさいますのはの読み方
芥川龍之介 「邪宗門」

...辺土(へんど)に対する都会人の恐怖や嫌悪(けんを)を除き去れば...   辺土に対する都会人の恐怖や嫌悪を除き去ればの読み方
芥川龍之介 「澄江堂雑記」

...この辺土に骨を埋めても...   この辺土に骨を埋めてもの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...この辺土に墓となつた征西将軍宮(せい/\しやうぐんのみや)の事蹟(じせき)を考へて黯然(あんぜん)とした...   この辺土に墓となつた征西将軍宮の事蹟を考へて黯然としたの読み方
田山花袋 「父の墓」

...「辺土未ダ清(オサマ)ラズ...   「辺土未ダ清ラズの読み方
蜷川新 「天皇」

...つまらなく腹を切るというのは」「辺土々々といわれるが...   つまらなく腹を切るというのは」「辺土々々といわれるがの読み方
久生十蘭 「奥の海」

...一人淋しく辺土を旅する心がこんなによく現はれてゐる歌は少い...   一人淋しく辺土を旅する心がこんなによく現はれてゐる歌は少いの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...次の世には粟散辺土(ぞくさんへんど)の日本という島の信州という寒い国の犬と生れ変った...   次の世には粟散辺土の日本という島の信州という寒い国の犬と生れ変ったの読み方
正岡子規 「犬」

...この辺土人のいえるには...   この辺土人のいえるにはの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...寂しい極東の辺土の美しさだ...   寂しい極東の辺土の美しさだの読み方
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」

...だましやすい辺土の住民としてだけ彼等を思い出した...   だましやすい辺土の住民としてだけ彼等を思い出したの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」

...辺土地方には、まだ沢山文化向上のための不便がある...   辺土地方には、まだ沢山文化向上のための不便があるの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」

...元来が辺土の夷(えびす)そだちで最前のように...   元来が辺土の夷そだちで最前のようにの読み方
吉川英治 「三国志」

...遠い辺土の国境にあって...   遠い辺土の国境にあっての読み方
吉川英治 「三国志」

...それに対する三名のばてれんの行動が、いかに殉教的(じゅんきょうてき)で、庶民を感動させなければ措(お)かないものだったかを、まず話して、「ここわずか十年ともいわぬうちに、大村、長崎はもとより九州、四国の辺土、また大坂、京都、堺などにかけても、先祖からの仏壇を捨てて、耶蘇教(やそきょう)に帰依(きえ)する者がどれほどあるか底知れませぬ...   それに対する三名のばてれんの行動が、いかに殉教的で、庶民を感動させなければ措かないものだったかを、まず話して、「ここわずか十年ともいわぬうちに、大村、長崎はもとより九州、四国の辺土、また大坂、京都、堺などにかけても、先祖からの仏壇を捨てて、耶蘇教に帰依する者がどれほどあるか底知れませぬの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...いかに富強でも中国は辺土に過ぎず...   いかに富強でも中国は辺土に過ぎずの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...――なぜならば、善信は今日の出立を、(御仏(みほとけ)の命のもとに出で向く晴れの聖使――)と、願うてもない幸いと考えているのであるし、裏方の玉日も、(良人は、辺土の北国へ、念仏をひろめ賜うために立って今朝は教化(きょうげ)の旅の門出(かどで)――)と信じているので、そこに悲惨らしい影や、流人的(るにんてき)な傷心(いた)みとか悶えなどは、見られないからであった...   ――なぜならば、善信は今日の出立を、の命のもとに出で向く晴れの聖使――)と、願うてもない幸いと考えているのであるし、裏方の玉日も、の旅の門出――)と信じているので、そこに悲惨らしい影や、流人的な傷心みとか悶えなどは、見られないからであったの読み方
吉川英治 「親鸞」

...久しい間、藤原氏が政(まつり)の権を執っていたが、文化的には功績を残しても、その文化はやがて頽廃的(たいはいてき)な懶惰(らんだ)と爛熟(らんじゅく)の末期(まつご)を生んできたばかりか、藤原一門自体が、ただ自己を栄華し、私腹をこやし、この世は、わが為にあるものみたいな、思い上がりから、諸国の辺土に、大乱続出といったような、収拾できない世相をこしらえてしまった...   久しい間、藤原氏が政の権を執っていたが、文化的には功績を残しても、その文化はやがて頽廃的な懶惰と爛熟の末期を生んできたばかりか、藤原一門自体が、ただ自己を栄華し、私腹をこやし、この世は、わが為にあるものみたいな、思い上がりから、諸国の辺土に、大乱続出といったような、収拾できない世相をこしらえてしまったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「辺土」の読みかた

「辺土」の書き方・書き順

いろんなフォントで「辺土」


ランダム例文:
重力の方向   閉鎖時間   山を歩く  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
卒業証書   証券取引所   最悪期  

スポンサーリンク

トップへ戻る