...我等は皆友人だ。(We are all friends.)...
...我等が勝つ日が来る...
...我等は山を越えた...
...我等は彼らと共に挑戦した...
...我等は皆、同じ目的を持っている...
...我等の行手には一層外面的幸福の光が裕かに輝くかも知れない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...このあらゆる良匠中の最良にしてまた最も系統的な巨匠の手によって我等のために造られた宇宙機関の運動について何らの確実なものをも把握しなかったことに愛想を尽かすようになった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...我等が面を見て笑み給ふ如くなりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...我等悉く媼が詞の顛末(もとすゑ)を解(げ)すること能はざりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...我等はこの不思議を不思議とする世の人の心を以て却つて不思議なりと云はむ...
石川啄木 「閑天地」
...しからば気の毒ながら我等は他に転宿……当家は遠からず欠所と相成り...
江見水蔭 「備前天一坊」
...時候の変化にともなって我等の眼の前に起こりくる一切の現象――すなわち季題――は何物をもとって材料とせねば止まぬという傾向を持っているのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...やがてコックが上つて来て、我々の部屋の五つばかりの電灯を、三つも消してゆくと、我等の唄声は、益々大きく乱暴になつてゆくのであつた...
中原中也 「亡弟」
...「あはれみの御眼を我等に垂れ玉へ慈(いつく)しき御手の御執り成しによりて此の悩みのさすらひの後に御胎内の尊きにて在(おは)すひりをの若君を我等に見(あら)はし玉へ深く御柔軟...
長與善郎 「青銅の基督」
...我等の主人公はついに地主館(やかた)の前へ出た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...焦(じ)れったい! このわしが主人でがすよ!」ここで我等の主人公は思わず一歩後へ退って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...我等の生(せい)は短し」でございます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...貧しき我等も労を忘れて...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...我等(わがら)の家(いへ)に誇るべき祖先なきを...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...氣賀町には我等の歌の結社創作社社友Y――君が住んでゐた...
若山牧水 「梅雨紀行」
...我等は今朝草津を立つときからずつと續いて紅葉のなかをくゞつて來たのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...其処には今まで我等の見下して来た谷とはまた異った一つの谷が...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...我等の入って行ったのは...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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