...世の中から辞職するんだ...
石川啄木 「漂泊」
...文官ならこのときに当然辞職するところであるが軍人にはその自由がない...
石原莞爾 「戦争史大観」
...或時は断然辞職するとまで憤激した事もあった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...そのとき君は責任を執(と)って辞職するか」大統領「はい...
海野十三 「諜報中継局」
...榎本子は辞職するかもしれません...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...内局が引責辞職するようにしたらばどうか...
戸坂潤 「社会時評」
...その前の斎藤内閣が辞職する数カ月前にすでに後継内閣の首班は岡田大将に決定していたのだそうだが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...フオスターの辞職するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...枢機官フェーシュが辞職することを拒んだので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自ら辞職するのはまだ名誉なことです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...――何でも先生辞職する前に教場へ出て来て云った事がある」「何て」「諸君...
夏目漱石 「野分」
...君が是非辞職すると云うなら辞職されてもいいから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...辞職する決心は変っておらぬのです...
久生十蘭 「魔都」
...僕が辞職するということはただ僕が路頭に迷うようになるという以外に...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...または辞職するかどちらかになります...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...さもなければ辞職するほかはない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「堀普請が終りしだい辞職するがいい」「すれば吉岡が代るぞ」「火は燃えきれば消える」周防は暫く考えていて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...と考えれば、辞職するなんて、滅相(めっそう)もないことだ...
蘭郁二郎 「鉄路」
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