...「辞句」は、「その辞書に載っている単語の辞書的な意味の説明文」のことです...
...「辞句」を理解するためには、語彙力の向上が必要です...
...彼女は難しい「辞句」をたくさん知っている...
...この論文は、特殊な「辞句」が使用されており、理解するのに時間がかかる...
...趣味で「辞句」を勉強している人もいます...
...一つの辞句となつてかれの頭の中を通つて行つた...
田山録弥 「赤い鳥居」
...(これは『文選』に見えている王延寿の魯霊光殿賦のうちの辞句をとってそれを少しくいいかえたものであるが...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...一人(いちにん)として草稿の辞句なぞ正したまはれといふものはなかりけり...
永井荷風 「小説作法」
...一九一二年)には「処女の木」が一九〇六年七月十四日に老齢のため朽ち折れたのを惜んでいる辞句があり...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...やるせない思いをピンの尖で紙に穴をあけて書き綴った辞句が...
野上豊一郎 「パリの地下牢」
...二十五種類の辞句のうちに...
宮本百合子 「新しい潮」
...いかに文章辞句が巧妙でも収賄(しゅうわい)詐欺(さぎ)不徳無道の人の手に成ったものや検定されたものがどうして健全なる国民を教育し得るだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...今伝わっている謡(うたい)の辞句も...
柳田国男 「海上の道」
...正史にあるような称讃の辞句はみられないし...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...原書三国志の辞句を借りれば...
吉川英治 「三国志」
...書中の辞句文章を暗誦(そらよみ)して一々それに答えること...
吉川英治 「三国志」
...「かりそめにも、天子のみことのりとして、かかる辞句は、御威厳にかかわろう」「これでは、あたかも関東への詫び状か、上が臣下へ、誓書を与えるようなものに似る」「あくまで、朝威を失わず、しかも日野資朝らの陰謀には、何ら、みかどには御関知なしとする、そこの辺を、もそっと強調すべきではないか」等々々、文章上のことなら、公卿の得意とするところである...
吉川英治 「私本太平記」
...謹厳な辞句だし、かなり長いものであるが、要は自分の心情を、こう吐露しているものであった...
吉川英治 「私本太平記」
...辞句にかざりもなく認(したた)めて突きつけた弾劾文(だんがいぶん)であったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――大要、以上のような罪状をかぞえあげたものであるが、辞句痛烈、こんな生やさしい程度ではないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...その詰問的な辞句からみると...
吉川英治 「新書太閤記」
...わずかな辞句(じく)にも...
吉川英治 「新書太閤記」
...上告の辞句を直してくれんか」彼は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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