...「辞句」は、「その辞書に載っている単語の辞書的な意味の説明文」のことです...
...「辞句」を理解するためには、語彙力の向上が必要です...
...彼女は難しい「辞句」をたくさん知っている...
...この論文は、特殊な「辞句」が使用されており、理解するのに時間がかかる...
...趣味で「辞句」を勉強している人もいます...
...(これは『文選』に見えている王延寿の魯霊光殿賦のうちの辞句をとってそれを少しくいいかえたものであるが...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...あるいは無用に誇張したと思われるような辞句が目に立って...
寺田寅彦 「御返事(石原純君へ)」
...然るに一時栄えた昭和の軍人政府は日蓮宗の経文の或辞句をさへ抹消させながら...
永井壮吉 「冬日の窓」
...そしてその間に俗書*・ことにスペインの書物・の中の美しい辞句などをさしはさむのであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まず男の方の辞句には...
柳田国男 「海上の道」
...かつては美しい辞句と旋律とを以て彩色せられ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ただ辞句(じく)鄭重に四年まえに結んだ和睦のことに言及して...
吉川英治 「上杉謙信」
...天真爛漫(てんしんらんまん)な辞句で...
吉川英治 「黒田如水」
...随所、原本にない辞句、会話なども、わたくしの点描(てんびょう)である...
吉川英治 「三国志」
...辞句の驕慢(きょうまん)はともかく...
吉川英治 「三国志」
...彼の猜疑(さいぎ)もついに怪しむ辞句を見出せなかった...
吉川英治 「三国志」
...書中の辞句文章を暗誦(そらよみ)して一々それに答えること...
吉川英治 「三国志」
...無私忠純の亀鑑(きかん)を示そうとした彼の気もちは表の辞句以外にもよくあらわれている...
吉川英治 「三国志」
...「かりそめにも、天子のみことのりとして、かかる辞句は、御威厳にかかわろう」「これでは、あたかも関東への詫び状か、上が臣下へ、誓書を与えるようなものに似る」「あくまで、朝威を失わず、しかも日野資朝らの陰謀には、何ら、みかどには御関知なしとする、そこの辺を、もそっと強調すべきではないか」等々々、文章上のことなら、公卿の得意とするところである...
吉川英治 「私本太平記」
...辞句を練(ね)るまえに...
吉川英治 「新書太閤記」
...「調書の辞句によっては...
吉川英治 「新・水滸伝」
...上告の辞句を直してくれんか」彼は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...春爛漫(らんまん)という辞句は当らんな...
吉川英治 「日本名婦伝」
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