...辛棒強く横に立っていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私は辛棒しきれなくなって...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...辛棒できないときにいつでも捨て得る別離ではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...美代ちゃんより辛棒がないのね...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...今まで辛棒した人の気も知らないで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...見得の張りたいところを裏長屋で辛棒(しんぼう)しているのだから...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...お峯(みね)も辛棒(しんぼう)して呉(く)れとて涙(なみだ)を納(おさ)めぬ...
一葉女史 「大つごもり」
...辛棒出来る?」周子は...
牧野信一 「鏡地獄」
...何んなに私が辛棒強く聴耳を凝らして見ても...
牧野信一 「月あかり」
...却つて他所へ行つてゐれば幾分心に張りが出て案外容易く辛棒出来るかも知れない...
牧野信一 「眠い一日」
...口を利かぬ業ならば彼は飽くまでも辛棒強いのである...
牧野信一 「三田に来て」
...辛棒したところで...
牧野信一 「浪曼的月評」
...私はいろいろの意味でこういうところに十日以上暮している辛棒はないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だから暑くても辛棒出来るところも増しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうぞ今年はそういう頓ちんかんを御辛棒下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...辛棒(しんぼう)をし徹(とお)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...御辛棒(ごしんぼう)下さいませんか……ハラショ……...
夢野久作 「死後の恋」
...極めて低い階級に辛棒せねばならぬ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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