...辛棒強くも礼義に富んだ返事は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼は辛棒強く横に立って炭をあおぐ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...二年(ねん)など到底(とうてい)辛棒(しんぼう)をされるものでないと思(おも)い付(つ)いた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...もうすこしのご辛棒(しんぼう)ですよ...
太宰治 「満願」
...よく辛棒するやうに...
種田山頭火 「行乞記」
...辛棒できないときにいつでも捨て得る別離ではなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それから家族の衣食もそれに准じて粗末なもので辛棒させて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...もう半歳辛棒して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三之助はをとなしく、ほろりほろりと涙のこぼれるを、見せじとうつ向きたる肩のあたり、針目あらはに衣(きぬ)破(や)れて、此肩(これ)に担ぐか見る目も愁(つ)らし、安兵衛はお峯が暇を取らんと言ふにそれは以ての外(ほか)、志しは嬉しけれど帰りてからが女の働き、それのみか御主人へは給金の前借もあり、それッ、と言ふて帰られる物では無し、初(うい)奉公が肝腎(かんじん)、辛棒がならで戻つたと思はれても成らねば、お主(しゆう)大事に勤めてくれ、我が病気(やまひ)も長くは有るまじ、少しよくば気の張弓、引つづいて商ひもなる道理、ああ今半月の今歳(ことし)が過れば新年(はる)は好(よ)き事も来たるべし、何事も辛棒々々、三之助も辛棒してくれ、お峯も辛棒してくれとて涙を納めぬ...
樋口一葉 「大つごもり」
...我身ながら我身の辛棒がわかりませぬ...
樋口一葉 「十三夜」
...怠惰(なまけ)ものなれば十日の辛棒つゞかず...
樋口一葉 「たけくらべ」
...もう十五分辛棒(しんぼう)していたまえ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...かれこそは永い間辛棒に辛棒を重ねて...
牧野信一 「浪曼的月評」
...辛棒づよくそしてお金ためるのが上手の由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんな風なものでは辛棒出来なくな〔約五字不明〕むずかしい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼れ数学者が人知らず辛棒(しんぼう)せし結果は我人民の推理力を養うて第十九世紀科学跋扈(ばつこ)の潮流に合することを能(よ)くせしめたりき...
山路愛山 「明治文学史」
...御辛棒(ごしんぼう)下さいませんか……ハラショ……...
夢野久作 「死後の恋」
...今一度辛棒して考え直さなければならぬ...
夢野久作 「暗黒公使」
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