...「いやに沢山結び玉を拵(こさ)えやがったな」小言を云いながら、でも辛抱強く、丹念に結び玉を解いて、やっと紐をはずすと、幾重にも重ねた新聞包を、ビクビクしながら開いて行った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...今度は実に辛抱強く一つ/\の試練に堪えて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...いつたいこのいまいましい土地で何がはじまろうとしているんだ? なぜきみは一晩中起きていてそれを見とどけようとしているんだね?」「フム」ブラウン神父は辛抱強く言つた……「どうやらわしの寝室をほしがる人がありそうだと思いましてな」「だれがほしがるんだ?」「実はポター夫人が別の部屋をほしがつていたのです」ブラウン神父はいかにもはつきりした口調で説明した...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...ネルロが出て来るのを辛抱強く待っているのでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...辛抱強く聞分けてその意味を拾い...
中島敦 「狼疾記」
...辛抱強く骨の上に絡(から)みついていてくれた余の命の根は...
夏目漱石 「思い出す事など」
...――大層辛抱強く待つたんだね」「歌松が本當に下手人でせうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お春は辛抱強く眺めてゐたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それで一体何処があの辛抱強く自身と戦い...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...自身に相応しい翼を得る日を辛抱強く待っているのである...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...秘密めかしい訪問者の入ってくるのを辛抱強く待っていた...
久生十蘭 「肌色の月」
...私は机の上へ文法の本を開いて辛抱強く待っていた...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...――そしてさういふ仕事を爲し遂げるためにはよほど辛抱強くなければならぬと思つたからであつた...
堀辰雄 「姨捨記」
...――さういつたやうなものから一つの小説が次第に形をとりだすのを辛抱強く待つてゐるのが僕の小説作法だ...
堀辰雄 「夏の手紙」
...一方のフォートは辛抱強く待った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...同様に驚くのは辛抱強く待って...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...辛抱強く物を見詰め守り...
南方熊楠 「十二支考」
...さてこのヘンリが冷静に辛抱強く突破しようと試みた困難は...
和辻哲郎 「鎖国」
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