...辛抱強く堪えること...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「いやに沢山結び玉を拵(こさ)えやがったな」小言を云いながら、でも辛抱強く、丹念に結び玉を解いて、やっと紐をはずすと、幾重にも重ねた新聞包を、ビクビクしながら開いて行った...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...今度はよほど辛抱強く六ヵ年...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...辛抱強くて指導さえ宜しければ必ずよい店員になります...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...勝気で辛抱強くて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こんなに辛抱強く家から家へと歩きまはつたことは近来めづらしい...
種田山頭火 「行乞記」
...」愛しい人よ 心配しないで 大丈夫 大きな間違いがあって すぐには終わらないかもしれない 辛抱強く待つようにネヴィル「鉛筆で...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...辛抱強く聞分けてその意味を拾い...
中島敦 「狼疾記」
...何事も辛抱強くだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...獣群が立去るのを辛抱強く待っていた...
久生十蘭 「地底獣国」
...十二月の寒風の吹きとおす海ばたで辛抱強く待っていたが...
久生十蘭 「ノア」
...辛抱強く一時間ほどロビーに座っていたが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...辛抱強く待っていた子供に向き直り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...グラントは辛抱強く待ち...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...辛抱強く寒さに震える大勢の人々がいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...辛抱強く物を見詰め守り...
南方熊楠 「十二支考」
...またわたしほど辛抱強く働く者...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よくもこのように樹木がどれも辛抱強く...
横光利一 「欧洲紀行」
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