...ネットワークが輻輳しているので、通信速度が遅くなっている...
...朝のラッシュ時には、駅構内が輻輳していて込み合っている...
...大雪のため、高速道路で車が輻輳して渋滞している...
...大学の講義で、輻輳制御について学んだ...
...コンピュータの処理において、輻輳が起きるとシステムが停止することがある...
...季節々々には船が輻輳(ふくそう)するので...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...馬車は抜け出せないほど輻輳(ふくそう)してきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...高い台地の裾に繰り広げられてる線路の輻輳...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...急激に輻輳してきた仕事の註文などで...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...――法廷は事件が非常に輻輳(ふくそう)していたので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夕陽(ゆうひ)は荷舟や檣(ほばしら)の輻輳(ふくそう)している越前堀からずっと遠くの方(ほう)をば...
永井荷風 「深川の唄」
...これら両岸の運河にはさまざまな運送船が輻輳(ふくそう)しているので...
永井荷風 「深川の散歩」
...けれども俗事の輻輳した時にはそうもして居られない...
永井荷風 「申訳」
...かく數多の船が輻輳する模樣は...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...ちょうど婆さんの御誂(おあつら)え通りに事件が輻輳(ふくそう)したからたまらない」「それでも宇野の御嬢さんはまだ四谷にいるんだから心配せんでもよさそうなものだ」「それを心配するから迷信婆々(ばばあ)さ...
夏目漱石 「琴のそら音」
...我日本の人民は此玉璧の明光に照らされて此中心に輻輳し...
福沢諭吉 「帝室論」
...実白状しますと頃日どう言う訳か用事輻輳(ふくそう)...
牧野富太郎 「植物記」
...昨今はいくつかの事情が輻輳して...
宮本百合子 「現実の道」
...台湾はいろいろな面において東亜各地の要素が輻輳(ふくそう)しているところだときいていますが...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...私は此処で初めて輻輳してゐる戎克の群(むれ)を観た...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...船舶の輻輳とは彼の心を亂した...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...城内城下はこの日も来往の諸大将とその兵馬で輻輳(ふくそう)していた...
吉川英治 「黒田如水」
...辻々には輜重(しちょう)の車馬が輻輳(ふくそう)して道も通れぬほどである...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??