例文・使い方一覧でみる「輯」の意味

...支那――編輯者　それをみんな読んだのですか？小説家　何... 支那――編輯者　それをみんな読んだのですか？小説家　何の読み方
芥川龍之介「奇遇」

...須藤氏が編輯局に来て居て... 須藤氏が編輯局に来て居ての読み方
石川啄木「菊池君」

...奈何（どう）も其処だテ――』『何が？』『主筆は十月一日に第一回編輯会議を開く迄に顔触れを揃へる責任を受負つたんで... 奈何も其処だテ――』『何が？』『主筆は十月一日に第一回編輯会議を開く迄に顔触れを揃へる責任を受負つたんでの読み方
石川啄木「札幌」

...渠は今、岩見澤から歸つたところで、編輯室に於いて、和服できんたま火鉢をしてあたつてゐる...
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...編輯寮にて語彙を編輯せしめられしに... 編輯寮にて語彙を編輯せしめられしにの読み方
大槻文彦「ことばのうみのおくがき」

...この編輯業につけられ... この編輯業につけられの読み方
大槻文彦「ことばのうみのおくがき」

...みんな編輯長室のまえの薄暗い廊下でひしと一かたまりにかたまって...
太宰治「虚構の春」

...北方文化研究報告、第七輯、拙稿「呪師とカワウソ」参照... 北方文化研究報告、第七輯、拙稿「呪師とカワウソ」参照の読み方
知里真志保「あの世の入口」

...編輯価値が素敵だ）と... 編輯価値が素敵だ）との読み方
直木三十五「死までを語る」

...大阪で「プラトン社」へ入つて「苦楽」を編輯し... 大阪で「プラトン社」へ入つて「苦楽」を編輯しの読み方
直木三十五「貧乏一期、二期、三期」

...選に入ること能（あた）はざりしが編輯諸子の認むる所となり単行本として出版せらるるの光栄を得たるなり... 選に入ること能はざりしが編輯諸子の認むる所となり単行本として出版せらるるの光栄を得たるなりの読み方
永井荷風「書かでもの記」

...かつてわたくしが籾山庭後（もみやまていご）君と共に月刊雑誌『文明』なるものを編輯していた時... かつてわたくしが籾山庭後君と共に月刊雑誌『文明』なるものを編輯していた時の読み方
永井荷風「深川の散歩」

...「先生は――あの――江湖雑誌（こうこざっし）を御編輯（ごへんしゅう）になると云う事ですが... 「先生は――あの――江湖雑誌を御編輯になると云う事ですがの読み方
夏目漱石「野分」

...新聞でいへば、編輯、印刷兩方面に亘る出來榮の綜合的研究である...
成澤玲川「ラヂオ閑話」

...数人の編輯者（へんしゅうしゃ）があって... 数人の編輯者があっての読み方
橋本進吉「古代国語の音韻に就いて」

...当時岫雲氏は「自ら編輯に当つてもよい」とまで云つて居られたが...
前田普羅「普羅句集」

...第一輯に写真した物は近来ハイカラ式の物だ... 第一輯に写真した物は近来ハイカラ式の物だの読み方
南方熊楠「十二支考」

...梟の啼声「家の光」の編輯者（へんしゅうしゃ）から... 梟の啼声「家の光」の編輯者からの読み方
柳田國男「野草雑記・野鳥雑記」

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