例文・使い方一覧でみる「輪奐」の意味

...その規模も輪奐（りんかん）の美もはるかに支那に及ばない... その規模も輪奐の美もはるかに支那に及ばないの読み方
高村光太郎「美の日本的源泉」

...近古ムウア人の誇示的輪奐美（りんかんび）とをびざんてん風に模細工（もざいく）した... 近古ムウア人の誇示的輪奐美とをびざんてん風に模細工したの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...和園の輪奐を醜悪とするもの... 和園の輪奐を醜悪とするものの読み方
豊島与志雄「白塔の歌」

...かくては今日東京市中の寺院にして輪奐（りんかん）の美人目（じんもく）を眩惑せしむるものは僅に浅草の観音堂（かんのんどう）音羽護国寺（おとわごこくじ）の山門（さんもん）その他（た）二... かくては今日東京市中の寺院にして輪奐の美人目を眩惑せしむるものは僅に浅草の観音堂音羽護国寺の山門その他二の読み方
永井荷風「日和下駄」

...円屋根（キューポラ）と尖塔（ミナレット）を持った輪奐の美を誇るモスクが簇生しているが... 円屋根と尖塔を持った輪奐の美を誇るモスクが簇生しているがの読み方
野上豊一郎「七重文化の都市」

...宏壮輪奐（りんかん）を極める大邸宅がある... 宏壮輪奐を極める大邸宅があるの読み方
久生十蘭「魔都」

...輪奐（りんかん）の美今更に言はず... 輪奐の美今更に言はずの読み方
正岡子規「日光の紅葉」

...而其最古者隋唐所創、近猶不下宋代、概皆係明清両朝重修、而輪奐之美存焉...
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...輪奐（りんかん）の華麗... 輪奐の華麗の読み方
吉川英治「三国志」

...大衆論議の場とされている大講堂の輪奐（りんかん）は... 大衆論議の場とされている大講堂の輪奐はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...四天王寺は堂塔四十幾ツの輪奐（りんかん）を聚（よ）せた大曼陀羅（だいまんだら）の丘だったが... 四天王寺は堂塔四十幾ツの輪奐を聚せた大曼陀羅の丘だったがの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輪奐（りんかん）の美に権化（ごんげ）したものだった... 輪奐の美に権化したものだったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...蒼古（そうこ）な四天王寺の輪奐（りんかん）もそれを援ける... 蒼古な四天王寺の輪奐もそれを援けるの読み方
吉川英治「私本太平記」

...輪奐（りんかん）は寺院であるが... 輪奐は寺院であるがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...妖婦の虚飾にひとしい一山の輪奐（りんかん）の美も... 妖婦の虚飾にひとしい一山の輪奐の美もの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...九頭龍河畔の輪奐（りんかん）と... 九頭龍河畔の輪奐との読み方
吉川英治「新書太閤記」