...おまけに我輩はこの学制改革の首謀者の一人として...
大隈重信 「青年の天下」
...明治二十一年に至って初めて我輩も君の事業に対して及ばずながら一臂(いっぴ)の力を添える様な関係になった...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...地平の先輩である...
太宰治 「喝采」
...それを見た我輩の失望落胆から事がこじれて来た...
中里介山 「生前身後の事」
...機を見るに敏なる吾輩はとうてい駄目と見て取ったから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...外国製ノ物ハ観ルヲモ厭フ輩モ無キニ非ズ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...先輩のルービンシュタインは辛辣(しんらつ)な批評家で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...社会部の先輩記者の一人が...
野村胡堂 「胡堂百話」
...大層急いでゐる樣子だが――」平次に取つては大先輩の御用聞...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その余の輩(ともがら)にいたってはいうまでもない事であろう...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...下等士族もまた給人分(きゅうにんぶん)の輩(はい)は知らぬことなれども彼(か)の一条は云々...
福沢諭吉 「旧藩情」
...其年輩に於て襄よりも老人なるは即ち太田錦城は十五歳の兄なり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...同時に吾輩が昨日から徹夜してここに居た事を証明しているのだ……いいかい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...吾輩は夙(と)うから覚悟を決めていたのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...孫乾の輩(ともがら)を率きつれて...
吉川英治 「三国志」
...烏合(うごう)の雑人輩(ぞうにんばら)など...
吉川英治 「私本太平記」
...あやしい奇蹟のような恐怖感に囚(とら)われた山門下の武者輩(ばら)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...降りて来い」「へい」梅軒と共にゆうべ無駄骨を折った彼(か)の手輩(てあい)なのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索