...(勿論(もちろん)先輩中(せんぱいちう)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...我輩はこのたびの戦争に於てこそ全人類が帝国主義の誤謬を発見するに至らぬかと思う...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...けれども我輩はかくの如きは謬妄(びゅうもう)なり空想なりとしてあくまで反対した...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...あまりにも党人輩に似るものとせむ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...軽輩でござりますが――」「よし...
直木三十五 「南国太平記」
...そのまた下の軽輩共などが眼中にあろうはずはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は弱輩(じゃくはい)の癖に多少云い過ぎた事に気がついた...
夏目漱石 「行人」
...しかも吾輩の方で少しでも手出しをしようものなら家内(かない)総がかりで追い廻して迫害を加える...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いくら写生文を鼓吹(こすい)する吾輩でもこれは到底猫の企(くわだ)て及ぶべからざる芸当と自白せざるを得ない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...吾輩がこの際武右衛門君と...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...さわいでさわいで騷(さわ)ぎぬかうと思(おも)ひますとて手(て)を扣(たゝ)いて朋輩(ほうばい)を呼(よ)べば力(りき)ちやん大分(だいぶ)おしめやかだねと三十女(おんな)の厚化粧(あつげしよう)が來(く)るに...
樋口一葉 「にごりえ」
...こんな間柄になつて居るとまでは見破ることの出来ないお茶屋の女中や朋輩芸者は「あやちやんは利口ものだ」と云つて感心すると同時に「松村の旦那はちつとも御存じないのかしら」と云ふ様な目付で...
平出修 「瘢痕」
...故に我輩は単に彼等の迷信を咎めずして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...我輩は一歩を進めて娘の結婚には衣装万端支度の外に相当の財産分配を勧告する者なり...
福沢諭吉 「新女大学」
...やっと居睡(いねむ)りから眼を醒ました吾輩が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...吾輩の竹馬の友といったら...
夢野久作 「爆弾太平記」
...こんな事実が度重(たびかさ)なるうちに……吾輩ヤット気が付いたもんだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...この若者輩(ばら)にたいしては...
吉川英治 「新書太閤記」
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