...特に書物を載せる見台を構へる例もある...
市島春城 「読書八境」
...六粒と一緒に舌の上に載せると...
太宰治 「お伽草紙」
...又コクリの上に卵を載せると良く踊り...
田中貢太郎 「狐狗狸の話」
...長い小説を巻頭に載せる大家を思い...
田山花袋 「田舎教師」
...機関誌に載せることは出来ない次第だが...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...これを逸早く載せることの出来るのは...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...支那人の當時の著述(武備志の如き)に日本の武術の型やら説明やらを載せるやうになつたのであります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...長火鉢の上に載せるのを...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...ゾロリとした羽織の袖をひっぱった上へ載せると...
中里介山 「大菩薩峠」
...武甕槌(たけみかずち)を載せる海はないと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...若し詩人文人小説家が記載せる人生の外に人生なくんば...
夏目漱石 「人生」
...雑誌の口絵に載せるのだから...
野村胡堂 「胡堂百話」
...」私は二枚の五拾銭銀貨を手のひらに載せると...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...それには此短篇を何処かの雑誌へ載せるに限ると思った...
二葉亭四迷 「平凡」
...なぜ同紙の朝刊に載せる予定の盗難書類の核心を印刷させなかったのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...改めて本の中へ書き載せると拙(つたな)い点の現われてくるものであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...カベルとは斯うして頭に物を載せる行爲を表する動詞である...
柳田國男 「瀬戸内海の海人」
...この物語は戦前にいちど三田文学に載せる筈であった...
山本周五郎 「青べか物語」
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