...見かけ倒しの原稿を載せるのは...
芥川龍之介 「売文問答」
...始めて之を雑誌に掲載せるものである...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...新聞に載せる程のものは殆どなかつた...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...青鞜に載せるのが私の望みでしたけれども種々な事情から大阪毎日に連載することにしました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...もう一度フットボールの上に載せる...
海野十三 「柿色の紙風船」
...細君は其大きな口をハンケチで壓へ乍ら一寸五十嵐の顏を横目で見て座蒲團の端へ僅かに膝を載せる...
高濱虚子 「俳諧師」
...大分冷えてきたので脱いで座右においておいた頭巾(ずきん)を取り上げて四つに折って丸い頭の上に載せる...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...あれを載せるやうな船は出雲崎はおろか...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...八五郎は庭木戸へ顎(あご)を載せるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わたしは炊事道具(コツヘル)の包みから取り出したアルコール・ランプを載せると...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...今太郎君を載せるやうにしてずん/\上がつて行くのでした...
宮原晃一郎 「動く海底」
...假名遣に改めた上で載せる人もある...
森林太郎 「翻譯に就いて」
...上に一つまみの塩を載せる...
柳宗悦 「日田の皿山」
...その上に台を置いて男女二つの粘土製の人形を載せる...
柳田国男 「こども風土記」
...これを証文や絵図に書載せる人は...
柳田國男 「地名の研究」
...明白に児童しか使わぬというものだけを載せることにしているから...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...重たい画帳を載せると同時に両方の膝頭がガクガクと戦(おのの)いているのに気が付いた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...六百円の一等乗船券に更に一割の増金(ましきん)を払つて辛(から)うじて其れに載せることが出来た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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