...ここにその一節を摘載することにした...
井上円了 「おばけの正体」
...新聞や婦人雑誌に連載する長篇小説なども書いてゐたが...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...敢えて掲載する次第なり...
海野十三 「予報省告示」
...左には明治四十年から以後の氏の私に当てた手紙の全部を掲載する...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...自然を研究するための道具として五官の役割をなるべく切り詰め自然を記載する言葉の中からあらゆる人間的なものを削除する事を目標として進んで来た...
寺田寅彦 「感覚と科学」
...どういう広告を掲載するかは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...人間の性質中に現存する事柄を認識し記載するときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...拙劣下賤な文字で主として記載する小新聞(こしんぶん)の流行...
永井荷風 「裸体談義」
...大毎に連載する当時に...
中里介山 「生前身後の事」
...今日掲載する筈になつてゐたアノ続きは来月にすることにしました...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...写生画もまた子規子の画として面白けれど載すること能はざるは遺憾なり...
正岡子規 「飯待つ間」
...私はユウラアの計算になる二表をジュウスミルヒから転載することとするが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...片手を馬鞍に掛けて出雲より倭国に上った事とを『古事記』に載すれば(『古今要覧稿』五〇九)...
南方熊楠 「十二支考」
...敵車を焼きてこれを破ると載す...
南方熊楠 「十二支考」
...甚だ不敵になり居ると載す...
南方熊楠 「十二支考」
...乃(すなはち)子亮蟹譜(ゆしりやうかいふ)に載する蟹殻如人面(じんめんのごと)きものありと称するものなり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(c)重きものを載すれば必ず天秤皿のさがるごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...当時五十五歳)――同人妻子数名――余(よ)(W氏)――以上――【注意】 甚しき方言なるを以て標準語に近づけて記載す...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索