...『萬葉注釈』に載する説話に曰く...
高木敏雄 「比較神話学」
...それと同時に羯南氏の紹介で余は『日本人』紙上に俳句の選をし俳話を連載することになった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その一族郎党と覚しき者の記載すら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...まず現代でいちばん実用的な描写法としては世界的に知れ渡った映画スターなどのいろいろなタイプを借りて記載するのが近道であろうかと思われる...
寺田寅彦 「破片」
...其上に一つの籠を載するべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...小新聞が他新聞雑誌等の記事を盗載するような場合は今の問題の外として...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...人間の性質中に現存する事柄を認識し記載するときには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...乃(すなわ)ち尋常紙上に記載する事件の首(はじめ)において次を逐(お)ふて我儕の所見を叙述し...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...古書に載するところをもって果して信とせば...
福沢諭吉 「文明教育論」
...人その杖を取って物を指し欲するところに随わしむと載す...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』十上に『秋坪新語』忠州山州黒猿善(よ)く酒を醸(かも)す事を載す...
南方熊楠 「十二支考」
...さっぱり来会しなくなったのだと言ったと載す...
南方熊楠 「十二支考」
...七日めの夜半から砂の雨が始つて全城を埋めたと載す...
南方熊楠 「詛言に就て」
...諸書の載する所と何の異なる所も無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以上の史料の載する所は頗る不完全であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(c)重きものを載すれば必ず天秤皿のさがるごとく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中京新聞ほか地方社七紙に載す...
吉川英治 「年譜」
...しかもかつ口書に書載するは権詐にあらずや...
吉田松陰 「留魂録」
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