...彼は軽少な性格で、何も真剣に考えない...
...若さゆえに軽少な行動をとりがちだ...
...軽少な考え方では、人生で成功することはできない...
...あのグループは軽少な音楽を演奏することが多い...
...軽少な費用で、手軽に旅行することができる...
...「これやあほんの軽少だが...
芥川龍之介 「雛」
...お軽少(けいしょう)なことではないよ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...「甚(はなは)だ軽少で却(かへ)つて失礼ですが...
薄田泣菫 「茶話」
...軽少な器械で巨船を動かすような事になるだろう...
寺田寅彦 「話の種」
...被害は案外軽少であったために音(ね)を上げなかったのかも知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪い意味ではない一つの軽少なる賄賂(わいろ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いえ何はなはだ軽少で...
夏目漱石 「行人」
...顔だけではあまり軽少と思いますからついでに何か御話を致しましょう...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...今頃は御師匠さん自身が月桂寺さんから軽少な御回向(ごえこう)を受けているだろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あまりにも無造作で軽少過ぎる...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...ブフ・アラ・モドみなお軽少で腹が張らない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...料理がお軽少で、食ひ足りないの何のって...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...食堂で定食、まことにお軽少...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その晩(ばん)ごくお軽少(けいしょう)のごちそうしかしなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...このお軽少な夕食を食べていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...御軽少の音にあてたのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私の後を継いで下すった御礼の意味とお祝いの意味を兼ねて誠に軽少ですが差し上げます...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...轎(かご)かきの者、お供の迎児(げいじ)までが、別室でご相伴(しょうばん)の振舞いにあずかり、潘の爺さんは、持参の銀子(ぎんす)や織物などを差出して、「ほんの、軽少ですが」と、寄進におよぶ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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