...彼は軽少な性格で、何も真剣に考えない...
...若さゆえに軽少な行動をとりがちだ...
...軽少な考え方では、人生で成功することはできない...
...あのグループは軽少な音楽を演奏することが多い...
...軽少な費用で、手軽に旅行することができる...
...「これやあほんの軽少だが...
芥川龍之介 「雛」
...軽少ながら百ずつ……」といい出しましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...軽少ながら憤りの心をさえ起してみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...被害は案外軽少であったために音(ね)を上げなかったのかも知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪い意味ではない一つの軽少なる賄賂(わいろ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...不肖(ふしょう)なりといえども軽少ながら鼻下に髯(ひげ)を蓄えたる男子に女の自転車で稽古(けいこ)をしろとは情ない...
夏目漱石 「自転車日記」
...ただ慾を云うとあの坊さんの御経があまり軽少だったようでございますね」「少し短か過ぎたようだったから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あまりにも無造作で軽少過ぎる...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...ブフ・アラ・モドみなお軽少で腹が張らない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...料理がお軽少で、食ひ足りないの何のって...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...このお軽少な夕食を食べていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...御軽少の音にあてたのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何しろ軽少な数ではあるまい...
三好達治 「銀座街頭」
...その効果は決して軽少ではなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...T「誠に軽少に御座るがホンの草鞋銭」と団九郎の前に差し出す...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...私の後を継いで下すった御礼の意味とお祝いの意味を兼ねて誠に軽少ですが差し上げます...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...じつは軽少なれど...
吉川英治 「新・水滸伝」
...轎(かご)かきの者、お供の迎児(げいじ)までが、別室でご相伴(しょうばん)の振舞いにあずかり、潘の爺さんは、持参の銀子(ぎんす)や織物などを差出して、「ほんの、軽少ですが」と、寄進におよぶ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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