...物が軽くなる? なるほどそうでしたねえ...
海野十三 「火星兵団」
...フワッとからだが軽くなるような...
江戸川乱歩 「影男」
...持病の憂鬱がとみに軽くなるのを覚えるのは...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...でもそのために少しでも心の憂鬱(ゆううつ)が軽くなるのではなかった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...毎日少しずつ山を歩いていると足がだんだん軽くなる...
寺田寅彦 「軽井沢」
...財布は日に/\軽くなる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私は肩の荷が軽くなるのを覚えたが...
豊島与志雄 「別れの辞」
...これは向うへ着くまでに軽くなるのだからといったら勘弁してくれた...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...)治癒性(治る、軽くなる、治らない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...あっしも気が軽くなるというもので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...僕の足どりは軽くなる...
原民喜 「鎮魂歌」
...急激に軽くなる川舟は驚いたようにぶいぶいと浮きあがった...
本庄陸男 「石狩川」
...各人の分担はなるほど比較的軽くなるかもしれないが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その父の罪の軽くなるほどにも自身で仏勤めがしたいと願われるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうするとそれだけ苦しさが軽くなるね」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いくらか自分の罪が軽くなるくらいに思うらしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...呻(うめ)いて体が軽くなるものなら呻くがよい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...軽くなる腹部とともに鼓の音も冴えて来た...
横光利一 「旅愁」
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