...比較的細長い躯を軽々と枝にささえ...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...軽々(かろがろ)しく騒ぎ立てることを慎まなければいけない」布引氏が...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...軽々と胸の辺までつり上げた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...ジャーナリズム云々というようなことを軽々に口にすべきではないというのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...軽々しく動いてはいけない...
豊島与志雄 「運命のままに」
...目方が十四五貫もあろうというのを軽々と持って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...軽々とこそ揺すぶれば...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...しかしこれがために軽々しく一命を捨て...
新渡戸稲造 「自警録」
...軽々とした死の方法を案出したがつてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...ちょっと軽々しくは裁量(さいりょう)できかねるようなむずかしさがあった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...チンコ芝居でドスは利かぬし軽々しくていけない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼のからだ全体が軽々(かるがる)と空中に持上りました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...小川を流れていくどんぐりの皿よりももっと軽々(かるがる)と...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「わしはこの計画を軽々しく始めちゃおらん...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...「宮様のことを軽々しくなど私が言うものですか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかしこれは単に仮定であって軽々しくは断定出来ない...
夢野久作 「暗黒公使」
...軽々しく山を下るな」と...
吉川英治 「三国志」
...もし軽々しく征伐して...
吉川英治 「三国志」
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