...彼等の轗軻に泣き...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...轗軻(かんか)不遇の情...
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」
...彼の荊軻をして一太子の爲めに殉せしめしは是れに非ずや...
石川三四郎 「浪」
...孟子(まうし)が轗軻(かんか)不遇に終りしも...
石橋忍月 「罪過論」
...実際轗軻(かんか)不遇の士...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...何ぞそれその挙動の荊軻(けいか)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...あるいは太子丹(たいしたん)となって泣いて荊軻(けいか)を送った...
中島敦 「李陵」
...轗軻不遇(かんかふぐう)のワグナーを激励し...
野村胡堂 「楽聖物語」
...名花珍草をもって軽軻(けいか)を飾るに趣向をもってし...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...いづれも練達巧緻の技量を有しながら兎角に志を得ない轗軻不遇の人々許り...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...孟軻(もうか)の語に...
南方熊楠 「十二支考」
...京水の轗軻不遇の境界をおもひ遣つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...轗軻(かんか)数奇(さくき)なるは我身の上なりければなり...
森鴎外 「舞姫」
...轗軻(かんか)数奇(さっき)なるはわが身の上なりければなり...
森鴎外 「舞姫」
...轗軻數奇(かんかさくき)なるは我身の上なりければなり...
森鴎外 「舞姫」
...轗軻不遇(かんかふぐう)というやつで...
吉川英治 「江戸三国志」
...易水(えきすい)をわたる荊軻(けいか)よりはなお悲壮(ひそう)な覚悟(かくご)をもって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...だが轗軻(かんか)不遇とやらで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??