...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...寂しいその先生はいつも私のおしやべりや歌やそれからお転婆な動作を見ては含み笑ひをしてゐました...
伊藤野枝 「嘘言と云ふことに就いての追想」
...お転婆娘を三人も育てて来た私などには...
上田広 「指導物語」
...ただお転婆(てんば)の嫁と馬鹿な悴とが毎日ふざけているということが解った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...お転婆(てんば)でございましょう」女は艶(つや)やかに笑った...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...お転婆の童女のような顔が好きなのだ...
田中英光 「野狐」
...お転婆(てんば)のナオミは海さえ見れば機嫌がよく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...さすがのお転婆(てんば)もくたびれたものか...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...そのお転婆(てんば)でやんちゃなことは...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...幼い頃は至つてお転婆だつたのだし...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...そのお転婆でやんちやなことは...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...そんなことを云う言葉の調子がまるでお侠(きゃん)なお転婆娘のようであった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...今度は十五六のお転婆な雛妓(おしゃく)が...
谷崎潤一郎 「幇間」
...あのお転婆(てんば)の姪の瑛子と...
野村胡堂 「死の予告」
...「お前は何だ」「女よ――少しお転婆(てんば)だけれど」「その文身は?」「ご覧の通り十二支さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...転婆娘のお栄が奥の方から燃え上がるような派手な声を掛けるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆の不良少女になつて...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...東京の学校へなんて入つたの?」「彼奴は手のつけられないお転婆で――バカだよ...
牧野信一 「晩春の健康」
...お転婆(てんば)もいゝ加減にするものだよ...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
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