...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...妹の方をば時々お転婆だ/\と言つてゐたが...
石川啄木 「札幌」
...中にも梅野といふのは、一番美しくて、一番お転婆で、そして一番ハイカラで、実際は二十二だといふけれど、打見には十八位にしか見えなかつた...
石川啄木 「病院の窓」
...ちょっとお転婆に片褄(かたづま)の緋の紋縮緬(もんちりめん)の崩れた媚(なまめ)かしさは...
泉鏡花 「怨霊借用」
...「男手で育てるとお転婆になって困るよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...毎日お転婆してますから...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...お転婆(てんば)のナオミは海さえ見れば機嫌がよく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...幼い頃(ころ)は至ってお転婆だったのだし...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...もう……お転婆(てんば)ばかりしているそうでな」と母親は笑った...
田山花袋 「田舎教師」
...今(いま)一人(り)の日本語(にほんご)のよく話(はな)せるお転婆(てんば)さんらしい女(おんな)と入替(いれかわ)つた...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...唐突なお転婆(てんば)な動作をし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お転婆の茶目の娘が来るならば...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...「あなたはあたしを御転婆(おてんば)の馬鹿だと思って始終(しじゅう)冷笑しているんです...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...あのお転婆(てんば)の姪の瑛子と...
野村胡堂 「死の予告」
...お転婆で気象者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆娘らしいところが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...転婆娘のお栄が奥の方から燃え上がるような派手な声を掛けるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お栄は?」「あの転婆娘は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...美登利お転婆が過ぎるのと言はれしばかり小言は無かりき...
樋口一葉 「たけくらべ」
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