...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...お転婆だつたせゐでございませう...
芥川龍之介 「雛」
...」敏捷(すばや)い、お転婆なのが、すっと幹をかけて枝に登った...
泉鏡花 「浮舟」
...お転婆な真似(まね)はせず温和(おとな)しく広い板の上に腰を降ろして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...私(わたくし)の脇(わき)にゐるお転婆(てんば)さんが彼女(かのじよ)を讃(ほ)めてゐた...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...お転婆(てんば)……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お転婆な女だなと思って...
豊島与志雄 「古井戸」
...お転婆娘の一団が...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...かの不貞無節なるお転婆(てんば)を事実の上において慚死(ざんし)せしめん事を希望します...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...◎千葉の娘はお佐野(千里駒には光子とありて龍馬より懸想したりと記したれど想ふに作者が面白く読ません為めに殊更ら構へたるものなるべし)と云つてお転婆(てんば)だつたさうです...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...実に鮮かなお転婆振りを発揮します...
野村胡堂 「死の予告」
...その代り少しお転婆です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お栄は?」「あの転婆娘は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘のお浪はお弓より三つ年下の十八で、房松の妹に似ず、少しお転婆で、あわて者で可愛らしくはあるが実も蓋(ふた)もない娘です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆(てんば)な...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...お転婆な彼の従妹の道子は...
牧野信一 「爪」
...お転婆(てんば)もいゝ加減にするものだよ...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...お転婆娘(てんばむすめ)に育ってきましたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...時々国へ帰りはしたが東京にいる間は自由なお転婆な自分であっても...
若杉鳥子 「旧師の家」
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