...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...ちょっとお転婆に片褄(かたづま)の緋の紋縮緬(もんちりめん)の崩れた媚(なまめ)かしさは...
泉鏡花 「怨霊借用」
...しかも妹のお転婆(てんば)にくらべて少しやさしく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...昔のとおりにお転婆(てんば)なオフィリヤになるのです...
太宰治 「新ハムレット」
...ただお転婆(てんば)の嫁と馬鹿な悴とが毎日ふざけているということが解った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...毎日お転婆(てんば)してますから...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...お転婆だったのは当り前だと云わなければなりません...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...もう……お転婆(てんば)ばかりしているそうでな」と母親は笑った...
田山花袋 「田舎教師」
...唐突なお転婆(てんば)な動作をし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お転婆の茶目の娘が来るならば...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...市(いっ)さんもそう云う御転婆(おてんば)は嫌(きらい)でしょうと聞いた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...お転婆で気象者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆娘らしいところが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆(てんば)な...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...お転婆(てんば)さんたちの世話やきと監督にやってくるのだが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お転婆の不良少女になつて...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...「僕は照ちやんのやうなお転婆と結婚がしたいよ...
牧野信一 「ランプの明滅」
...「――なんてえお転婆(てんば)な娘だろう」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...女新聞記者というお転婆者になりました...
若杉鳥子 「職業の苦痛」
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