...御転婆な子供たちが公園で騒いでいる...
...姉は御転婆な性格で、いつも冒険的なことをしている...
...御転婆な犬に吠えられて、近づけなかった...
...学校で御転婆な先生に注意された...
...御転婆な性格は、時にはトラブルの原因にもなることがある...
...其の当時そのお転婆の一人であつた私すら痛切に感じた程でした...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...「男手で育てるとお転婆になって困るよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...お転婆な真似(まね)はせず温和(おとな)しく広い板の上に腰を降ろして...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お転婆の本性を現わして強情にも中々降参しない...
谷崎潤一郎 「少年」
...あたしはお転婆(てんば)なようだけれど...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...もう……お転婆(てんば)ばかりしているそうでな」と母親は笑った...
田山花袋 「田舎教師」
...今(いま)一人(り)の日本語(にほんご)のよく話(はな)せるお転婆(てんば)さんらしい女(おんな)と入替(いれかわ)つた...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...お転婆(てんば)……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これは漱石が一言の争もせず冥々(めいめい)の裡(うち)にこの御転婆を屈伏せしめたのである...
夏目漱石 「倫敦消息」
...「お前は何だ」「女よ――少しお転婆(てんば)だけれど」「その文身は?」「ご覧の通り十二支さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お転婆で気象者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんな面白い狂言があるものかって言うんです」お転婆で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...妾(わたし)なんてお転婆だったでしょう...
平林初之輔 「人造人間」
...どうもお前はお転婆でいけない...
牧野信一 「晩秋」
...東京の学校へなんて入つたの?」「彼奴は手のつけられないお転婆で――バカだよ...
牧野信一 「晩春の健康」
...お転婆(てんば)もいゝ加減にするものだよ...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...純真な・活発な・勇気ある・お転婆ではないが雄々しい・美人を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お転婆(てんば)で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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