...若い女というものは箸が転んでも笑うと云うではないか...
生田春月 「聖書」
...七たび転んでも八たび目に起きればよい七たび転んでも八たび目に起きればよい...
大隈重信 「青年の天下」
...躓いても転んでも行かなければならない...
種田山頭火 「其中日記」
...どっちへ転んでも楽はできません...
中里介山 「大菩薩峠」
...転んでもただは起きないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...転んでもただは起きない結果をつかむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...箸が転んでも笑いたいという年頃なんでしょうから...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは丁度普通の場所で土の上に転んでも地下の岩で傷つかぬと同じことである...
中谷宇吉郎 「雪の話」
...諾(だく)と云えばどっちへ転んでも幸(さいわい)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...どっちへ転んでも間違のない妙薬だよ」叔父の手から小切手を受け取って...
夏目漱石 「明暗」
...鶯谷は背後(うしろ)で俺が転んでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...転んでも只では起きないカフエーのからくりを考えると厭になる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...どう転んでも決して解決できない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私たちがどう考えてどっちに転んでも...
三好十郎 「冒した者」
...その様な個人主義(スタア意識)や道楽意識(稼業の暇々に「純粋」な仕事をすること)や利害の打算(どう転んでも食いはぐれぬと言う安心)のみであるとは僕は思わぬ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...転んでも只は起きないというのが彼等の本能みたいになっているので...
夢野久作 「二重心臓」
...どっちに転んでも同じものなら一つこの海へと思うものは思うにちがいない...
横光利一 「欧洲紀行」
...辷(すべ)っても転んでも...
吉川英治 「新書太閤記」
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