...軒提灯(のきぢょうちん)やら...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...軒提灯(のきぢょうちん)のつらなった中に...
泉鏡花 「怨霊借用」
...……つくりものの幽霊を真中(まんなか)に、小按摩と連立って、お桂さんが白木の両ぐりを町に鳴すと、既に、まばらに、消えたのもあり、消えそうなのもある、軒提灯の蔭を、つかず離れず、欣七郎が護(まも)って行(ゆ)く...
泉鏡花 「怨霊借用」
...軒提灯のあと始末と...
泉鏡花 「怨霊借用」
...軒提灯(のきぢょうちん)を吊して美(うるわ)しく飾っていた...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...ただ、赤飯を焚(た)いて、軒提灯を吊して、祭らしい一日を送るのが楽しみだった様である...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...立花亭主になり代わって「祭の夕」の軒提灯にあかあかと灯をさし入れるは...
正岡容 「寄席行燈」
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