...赤い筋のはいった軍帽と...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...赤い筋のある軍帽をかぶった日本騎兵の一隊が...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...軍帽と銃剣を下にしたまま...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「しっかり者のすずの兵隊」
...厚紙の軍帽(しやつぽ)やら...
石川啄木 「刑余の叔父」
...二人の司令官の、相違した点は、湯河原中佐の案内した司令官は、軍帽の下から、頭部に捲いた、白い繃帯(ほうたい)が、チラリと見えている点だった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...軍帽をも盗み出しました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...軍帽を取り出して...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...バヴアリア兵は独逸式の軍服と軍帽とを持つて出て来た...
薄田泣菫 「茶話」
...頭にはキッと海軍帽を被って居ます...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...エクアドル國から贈られた軍醫監の禮服と通常軍服、軍劍軍帽がある、日常身につけた幾通りかの衣服、シヤツ等がある...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...破れたる軍帽を冠むり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一つの軍帽も一つの銃剣も現われなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...軍服と軍帽と羽飾と銃とに出っくわした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...頻りに軍帽(あたま)を振つてゐる...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...軍帽は恰((あたか))も黒い太陽だ!――その真ン中に...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
......
波立一 「動員令」
...残念そうに軍帽の庇(ひさし)に手をかけて...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...艦長からもらった軍帽がよく似あっている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
便利!手書き漢字入力検索