...躯殼(くかく)有つて後に是(こ)の情あり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...降り立ったのは体躯人にすぐれたる男...
海野十三 「心臓盗難」
...六尺近い偉大な体躯をゆらり/\と運ばせる様子が...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...すらりとした体躯に比べて...
豊島与志雄 「落雷のあと」
...老躯(ろうく)杖をたよりに墓をさぐりに出づべき時節なれ...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...動く人間の體躯を素材とする舞臺藝術のことなどを考へて見ると...
野上豐一郎 「桂離宮」
...体躯は何とも云えず柔軟な1)』娘に落附かなけれぱならぬというのであってみれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...労働者の食物は乏しくて不断の苛酷な労働がその体躯に与える結果に抗することが出来ず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「自分の躯の半分がおなかのほうへ取られて...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それが馴れない放浪の旅の苦労で、躯も弱り、すっかり窶れてしまった...
山本周五郎 「雨あがる」
...武芸で鍛えた躯だということはひと眼でわかった...
山本周五郎 「似而非物語」
...すると四之木の躯がぎくりと硬化し...
山本周五郎 「似而非物語」
...ひどく肥えていて躯つきもみにくいが...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...躯が溶けるような思いで泣き続けた...
山本周五郎 「寒橋」
...第二は急に躯(からだ)の重心を喪(うしな)ったような感じで...
山本周五郎 「はたし状」
...毬のように躯も顔もまるまると肥えている...
山本周五郎 「風流太平記」
...私だって人足ぐらいの仕事はやりますよ」「その躯で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...七尺近い大きな体躯も...
吉川英治 「三国志」
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