...致シ二匪躬之節ヲ一...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...躬(みづか)ら田の水見にも廻れば...
石川啄木 「刑余の叔父」
...すなわち独立生涯を躬行(きゅうこう)していったならば...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...教会(けうくわい)復興(ふくこう)の方策(はうさく)とは教導師(けうだうし)先(ま)づ躬(みづ)から身(み)を捐(す)つるにあり...
内村鑑三 「問答二三」
...その枝の先が届かなくなった左の方の二三尺離れたところに検校の墓が鞠躬加(きっきゅうじょ)として侍坐(じざ)するごとく控(ひか)えている...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...鞠躬如(きっきゅうじょ)として小間使いのように仕えてたんだ……...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...右の重則氏と太田正躬氏とが同伴せられて自動車で乗り着けた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...必要もないのに鞠躬如(きくきゅうじょ)として...
夏目漱石 「草枕」
...人は誰も躬行(きゅうこう)するものではない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...試みに身をその働きの地位に置きて躬(み)みずから顧みざるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...又或は其身躬から意に適したる者を認め得たるときも...
福沢諭吉 「新女大学」
...又はその身(み)躬(みず)から脱走して世の中を騒がした人達の気が知れない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...孔子の実践躬行という思想がなかなか深く頭に入っている...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
......
正岡子規 「すゞし」
...心あてに折らばやなどと仰山(ぎょうさん)に出掛けて躬恒が苦心して折らんとしたるにや...
正岡子規 「人々に答ふ」
...如何に理窟好(ずき)の躬恒でも斯様(かよう)な説を聞いたらさぞかし困り可申候...
正岡子規 「人々に答ふ」
...撫躬更自驚...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...無奈衰躬負我情」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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