...學必ず之を躬に學び...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...読者には已(すで)に顔なじみの写真師が鞠躬如(きっきゅうじょ)として大銀行家の応接間に現われた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...国のために質素倹約を率先躬行(きゅうこう)していたわけなのである...
太宰治 「新釈諸国噺」
...之を実践躬行するのでなければ...
戸坂潤 「社会時評」
...首夏(しゅか)馬場金埒(ばばきんらち)花はみなおろし大根(だいこ)となりぬらし鰹(かつお)に似たる今朝(けさ)の横雲新樹紀躬鹿(きのみじか)花の山にほひ袋の春過ぎて青葉ばかりとなりにけるかな更衣(ころもがえ)地形方丸(じぎょうかたまる)夏たちて布子(ぬのこ)の綿はぬきながらたもとにのこる春のはな帋(がみ)江戸の東京と改称せられた当時の東京絵図もまた江戸絵図と同じく...
永井荷風 「日和下駄」
...島民どもは鞠躬如(きっきゅうじょ)として道を譲り...
中島敦 「環礁」
...鞠躬如(きっきゅうじょ)として勤勉に立働く魚芳は...
原民喜 「翳」
...躬行(きゅうこう)実践...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...教育は即ち人に独立自尊の道を教へて之を躬行実践するの工風(くふう)を啓(ひら)くものなり...
慶応義塾 「修身要領」
...孔子の実践躬行という思想がなかなか深く頭に入っている...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...心あてに折らばや折らむ初霜(はつしも)の置きまどはせる白菊の花この躬恒(みつね)の歌...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
......
正岡子規 「すゞし」
...屑屋が躬恒の弁護などするは贔屓(ひいき)の引倒しにや候べき...
正岡子規 「人々に答ふ」
...須(すべから)く躬(みずか)ら事物の実際を観よ...
南方熊楠 「十二支考」
...斗大劣容躬...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」亦「無奈衰躬負我情」の句の註脚とすべきものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抽斎は『礼(れい)』の「清明在躬(せいめいみにあれば)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...館丁は命をうけて鞠躬如(きくきゅうじょ)として出て行く...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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