...人は口を信ぜずして躬(み)を信ず...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...學必ず之を躬に學び...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...なるほど北槻中尉が鞠躬如(きっきゅうじょ)としているのも無理はない慷堂だと思ったのだ...
高見順 「いやな感じ」
...其の文采言語の多き割合には其の實行躬踐の分量甚だ少なきの缺點あり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...謂わば鞠躬如として眼を伏せている...
豊島与志雄 「失策記」
...他事はもう鞠躬如として太宰に仕えている...
豊島与志雄 「太宰治との一日」
...次有二躬臣國一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...実践躬行(じっせんきゅうこう)を以て人を教え導いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...豈(あに)赤心ヲ抱イテ此ノ躬(み)ヲ願ハンヤ――」と吟じ了(おわ)って斎藤が...
中里介山 「大菩薩峠」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...ボースンは鞠躬如(きっきゅうじょ)として答えた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...どいつもこいつも鞠躬如として鳴りをひそめてしまつたぢやないか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...孔子の実践躬行という思想がなかなか深く頭に入っている...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...吾党有二直レ躬者一...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その要領をいへば「躬恒(みつね)の心あてに折らばや折らむの歌を...
正岡子規 「人々に答ふ」
...一時ごとに一猿ありて庭前に詣(いた)り鞠躬(きっきゅう)して啼(な)く...
南方熊楠 「十二支考」
...撫躬更自驚...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「『題知らず……躬恒(みつね)……貫之(つらゆき)……つかわしける……女のもとへ……天津(あまつ)かりがね……』おおわれ知らず読んだか...
山田美妙 「武蔵野」
便利!手書き漢字入力検索