...人不レ信二於口一、而信二於躬一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...不レ信二於躬一、而信二於心一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...〔譯〕聖賢を講説(かうせつ)して之を躬(み)にする能はず...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...躬(みづか)ら田の水見にも廻れば...
石川啄木 「刑余の叔父」
...長兄に服部躬治氏がある...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...すなわち独立生涯を躬行(きゅうこう)していったならば...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...なるほど北槻中尉が鞠躬如(きっきゅうじょ)としているのも無理はない慷堂だと思ったのだ...
高見順 「いやな感じ」
...躬(み)自ら苔(こけ)蒸した古羅馬邸宅を迫遥するの思いを禁じ得なかったのであります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...躬(み)が上も祈り添えてたもれ!ラネーフスカヤ 行きましょうよ...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...他事はもう鞠躬如として太宰に仕えている...
豊島与志雄 「太宰治との一日」
...右の重則氏と太田正躬氏とが同伴せられて自動車で乗り着けた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...必要もないのに鞠躬如(きくきゅうじょ)として...
夏目漱石 「草枕」
...恍として身(み)躬(みず)からその身の在る処を忘れ...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...躬恒のは瑣細(ささい)な事を矢鱈(やたら)に仰山に述べたのみなれば無趣味なれども家持のは全く無い事を空想で現はして見せたる故面白く被感候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...心あてに折らばや折らむ初霜(はつしも)の置きまどはせる白菊の花この躬恒(みつね)の歌...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...躬恒のは瑣細(ささい)な事をやたらに仰山に述べたのみなれば無趣味なれども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...一時ごとに一猿ありて庭前に詣(いた)り鞠躬(きっきゅう)して啼(な)く...
南方熊楠 「十二支考」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??