...彼女の身許について、私はよく知らない...
...あの男性は身許が高いらしい...
...この婚姻届には、身許欄に氏名を記入してください...
...まだ身許が分からない状況にある...
...身許を明かさずに、ただの旅人だと言っていた...
...――被害者の身許が判明した...
海野十三 「柿色の紙風船」
...そして身許(みもと)不明の轢死(れきし)婦人のハンドバッグの底に発見せられたのも...
海野十三 「赤外線男」
...身許を調べる必要はないにしても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...身許(みもと)をすっかり知られてしまってからでは...
中里介山 「大菩薩峠」
...皆んなの身許を洗って来るんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身許を出來るだけ調べさせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一方皆川半之丞のところに集まる四五人の弟子の身許を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...石沢閑斎の身許まで一ぺんに解った...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...許すわけにいかないよ――」「――」「お前の身許を洗つて見ようか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一と足先に奉公人たちの身許調べに飛んで行ったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あの辻斬野郎の身許は分りましたよ」行脚(ゐざ)り寄つて澁茶の茶碗を引寄せながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...晒された人の身許がわかつたのか」八五郎の報告が終るのを待ち兼ねて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それも間違ひもなく殺されたんですぜ――身許がわからなきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「いろ/\訊き度いが、今度は隠さずに話してくれるだろうな」「ええ」「例えば、お前の身許だ、佐渡屋とはどんな係り合いになって居るんだ」「私は先々代の姪の子になります」「大分遠いな」「十歳の時孤児になって引取られ、掛り人とも、奉公人ともなく育てられて居ります」そんな遠い血のつながりでは、先ずお夏には佐渡屋の身上を狙う野心はあり得ないと思っても差支えないでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下女のお伊曾の身許親許...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身許不明の棄て児である...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...身許照会をして色いろ審べてみると...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...被害者の身許も知れず...
松本泰 「日蔭の街」
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