...あの人、身持ちがいいんだよね...
...彼女は身持ちが悪いから、いい服が買えないんだって...
...身持ちのいい人からのプレゼントはすごく贅沢なものが多いよね...
...あの人の身持ちは、父親が大金持ちだからだよ...
...彼は身持ちが崩れて、今は借金まみれだそうだ...
...みんな身持がよくなるといふのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...一つは御前のお身持がお身持故...
田澤稲舟 「五大堂」
...」金はそこでまたこの女は隣の不身持な女だろうと思いだしたので...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...折角身持が治(をさま)り懸けた重右衛門が再び遊廓に足を踏み入れるやうに為り...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...しかる処後家の方にても不身持の事につき...
永井荷風 「榎物語」
...身持になった身をいだいて帰っても...
中里介山 「大菩薩峠」
...この娘の兄さんは身持放埒(はうらつ)で行方知れずさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この娘の兄(あに)さんは身持放埒で行方知れずさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お勝手向を切り廻して居ります」「番頭(ばんとう)さんの身持は?」「よく存じませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兄の松太郎の身持と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父親――朝田屋の主人がキツパリ斷わつたと申すことで御座います」「――」「それは門太郎が身持放埒(はうらつ)なので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「先づ第一に喜三郎さんの身持はあまり良くなかつたやうに聽いたが――」「私の口から申上げ兼ねるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手代の良助には給金の預り百五十兩の外に、百五十兩の手當を出す」「それから?」「それからが大變で――甥(をひ)の權三は、身持放埒で、身上と身柄を私が預つたが、五年間よく辛抱した心掛けに愛でて、地所家作の外に五百兩の預りに五年間の利息を附けて返し、外に三千兩の現金を分けてやるやうに、――お松とは許嫁の間柄であつたが、權三の心掛けが直るまでお松に申含(まうしふく)めて精々つれなくさせて居た...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「不斷身持が惡かつたといふが何處へ遊びに行つた」「岡場所を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身持になつたばかりの女は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかに新吉が真面目で勉強家で身持が正しいかを隣近所に吹聴(ふいちょう)して廻った...
水上滝太郎 「果樹」
...「――わたくしが来て呉れれば兄の不身持も直る...
山本周五郎 「落ち梅記」
...その酒に身持のわるい養父の筑阿弥(ちくあみ)の顔が映って見えてくるのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
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