...あの人、身持ちがいいんだよね...
...彼女は身持ちが悪いから、いい服が買えないんだって...
...身持ちのいい人からのプレゼントはすごく贅沢なものが多いよね...
...あの人の身持ちは、父親が大金持ちだからだよ...
...彼は身持ちが崩れて、今は借金まみれだそうだ...
...それから自身持参して検事局を訪ねようかと思わぬでもなかったけれど...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...お絹の身持は言語道断(ごんごどうだん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...住職及び徒弟どもの身持ちがよくないとのことだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほんとうに身持になったのではないかと...
中里介山 「大菩薩峠」
...身持になったわたしを...
中里介山 「大菩薩峠」
...女は今年は二十三でこれまでも悲慘な境遇は經て來たのであるけれど身持は堅固で過して來たのである...
長塚節 「開業醫」
...御腹様のお銀の方御身持に信用いたしてよいものやら悪いものやら存じませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「ヘエ、――それも存じておりますが、血が付いていちゃ、気味が悪うございます」「どうして付いた血だ」「主人を介抱しようと思いましたので、ヘエ」こう言ってしまえば何でもありませんが、平次は一脈の疑念が残っているらしく、番頭が向うへ行ってしまうと、ガラッ八に言い付けて、文次の身持と、金の出入(でいり)、借金、貯蓄等のことを調べさせました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お前に雪之助の身持と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...久吉の身持は、お弓といふものがあつたせゐか、店中でも堅い方で、貯蓄らしいものもほんの二三兩はあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お辰の奉公人を始め家族全部の身持...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その妾のお常の身持...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの男の身持と店の帳尻を見たら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我が子の身持に対してひどく気を使っていた健吉氏夫妻は...
浜尾四郎 「死者の権利」
...気の毒なるは主人公の身持不行儀にして婬行を恣にし...
福沢諭吉 「女大学評論」
...いかに新吉が真面目で勉強家で身持が正しいかを隣近所に吹聴(ふいちょう)して廻った...
水上滝太郎 「果樹」
...今三田の女房は身持になっている...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...そちの身持について申すのも...
吉川英治 「山浦清麿」
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