...彼女はいつも身後を気にしている...
...事件後、彼は常に身後に注意していた...
...両親を亡くしたあと、その子供は身後に誰も残されずに生きることになった...
...自分がなくなった場合、家族が身後の面倒を見てくれると信じています...
...あなたは身後に注意して、道路を渡ってください...
...やはりひどく身後の名声を気にしてゐた...
會津八一 「一片の石」
...羊は身後の名を気にしてゐたものの...
會津八一 「一片の石」
...転身後のそんな空虚な自己に堪へられない作家は...
青野季吉 「百万人のそして唯一人の文学」
...子孫のために身後の計をする...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...何ぞ須ひん身後千載の名...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...身後に誰か能く賓せん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...演劇と我(2)自分の身のまわりのことを今更繰返して述べたてるのも嫌な事だがこの生前身後は...
中里介山 「生前身後の事」
...中里生曰(いわ)くこの「生前身後」のことは最初から小生の心覚えを忙がしい中で走り書をしていて貰うのだから...
中里介山 「生前身後の事」
...戯詠二淡婆姑一所管多植此民間多種是耶非 穀外常偸田土肥 所レ見眼前含レ露秀 安知身後作レ煙飛 余レ茎長植吟翁杖 編レ葉時懸羽客衣 租税頗憑二婆子力一休レ言此物不レ充レ饑戯詠と称しながら...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...恋人は現身後生善悪(よしあし)も分たず知らず君をこそ頼めひたすら思ふ一人にすがりついてひとり今生のみならず来世までも頼んで悔いざる一向(ひたむき)な心を歌つたもの...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...古支那にも身後の境遇に関し全く何たる信念なかったでない一証は...
南方熊楠 「十二支考」
...同書にジャクン族はその族王の魂は身後虎鹿豕鰐の体に住むと堅く信ずという...
南方熊楠 「十二支考」
...二巻随筆身後伝」の語がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文名身後に伝はり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...自ら起たざることを揣(はか)つて身後の事を書き遺した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わが夢の世に来て欺く1595名聞や身後の誉の迷を咀う...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...聊思身後猷...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...兄の半兵衛重治(しげはる)が木下家に随身後...
吉川英治 「新書太閤記」
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