...身分のない二人身分のある小室...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...よほど身分のある人だろうということは...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...それは相当の身分のある生活をしている人に限られたもので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...皆さん御身分のある...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...身分のある者は決して知らない人に誘われてウカウカ外へ出るものではない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それに身分のある人間が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...身分のある男だったんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この身分のある女房たちに危害を加えようとして起った叫喚でないことは確かであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に身分のあるものもあり...
中里介山 「大菩薩峠」
...元は身分のあるものでも教育のない婆さんだから仕方がない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...相応な身分のある中流の人である...
夏目漱石 「倫敦消息」
...「身分? 身分のある方の後だてがあれば...
林芙美子 「浮雲」
...それなりの身分のある人間は遺言書を燃やすような事をやっても往々にして軽い刑で済まされている〉[54] 法規なんてみんな不条理なんだ バルザックが同様の考察をノートに残している...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その人は次官であるから随分身分のある人で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...身分のある人らしく思われるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いやしくも身分のある婦人で悪い評判をたてられる者などは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これはきっと日本でも身分のあるお方が...
夢野久作 「死後の恋」
...さような御身分のあるお方の前では」「いやいや...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??