...身分のある人達の中に入り込んだのだらう...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...皆金のある身分のある人ばかりのようであった...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...身分のある者は決して知らない人に誘われてウカウカ外へ出るものではない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...此れは身分のある上(じょうろう)が我が名を秘して目下の者へ申し送ったものゝようである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...一方は身分のある婦人で...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...「身分のある人間は...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...いったいその身分のあるお武家様がどなたでいらっしゃるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...身分のある方のようですが...
野村胡堂 「悪人の娘」
...男の方はどちらも身分のある方でしょう...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...彼女はどうしても身分のある家の令嬢に違いないと...
松本泰 「日蔭の街」
...身分のある方が先に立って...
水上滝太郎 「遺産」
...身分のある女房も今日は皆そろって出ていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...身分のあるフロルスであるから...
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin 森林太郎訳 「フロルスと賊と」
...よく身分のある人の娘や小さな子の...
柳田国男 「母の手毬歌」
...なんか知らねえ身分のある人らしいし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...これはきっと日本でも身分のあるお方が...
夢野久作 「死後の恋」
...おりんもお供をいたしましょう」身分のある武家の御息女らしく思われますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...身分のある武士で...
和辻哲郎 「鎖国」
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