...身分のあるわれわれが来たのも...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...身分のある人が落魄(おちぶれ)たらしい...
泉鏡花 「活人形」
...身分のあるだけにこらへて居る...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...大変身分のある人のように感じられました...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いやしくも身分のある者なら現代の警察機構を使つてもいいじやありませんか……いいや...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...あんたはんも身分のある方やおへんか...
近松秋江 「霜凍る宵」
...身分のある人と見えて立派な服装をしている...
夏目漱石 「夢十夜」
...わけても身分のある南と三津本は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...セエラは身分のある子だということが今にわかっても...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...――身分のある方のうしろだてならば...
林芙美子 「浮雲」
...この人は立派な身分のある上士族で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...身分のある人だから...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...ある身分のある人が牢獄につながれた時のこと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よく身分のある人の娘や小さな子の...
柳田国男 「母の手毬歌」
...なんか知らねえ身分のある人らしいし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...彼女はそんな身分のある家族の方々のうちの誰かと婚約が出来た……なぞと平気で言い触らしたりなぞしているかと思うと...
夢野久作 「少女地獄」
...おりんもお供をいたしましょう」身分のある武家の御息女らしく思われますが...
吉川英治 「江戸三国志」
...この行進には身分のある武士たちを初めキリシタンだけで一万五千...
和辻哲郎 「鎖国」
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